責任ある立場のARIA世代は現場の中心にいるからこそ、部下や後輩、同期や上司、ママ友…に常に見られています。なのに、イマイチ決まらないメイクや増えていく白髪、ラインが崩れつつある後ろ姿に気づいた途端、失速してしまった経験はない? 自信回復につながる「美」のアップデート法を一挙紹介します。

職場で見られる自分に自信がつく 美の3大アップデート

 ARIA読者から大反響をいただいた、ヘア&メイクアップアーティストの長井かおりさんからメイクを学び直す記事「美人さん注意! 職場で怖がられないアイラインの正解」お読みいただけましたか? これで毎日のアイメイクに迷わなくなり、自信が持てたという方も多いのではないでしょうか。

 さらにメイクテクを磨いていただくために、アイメイクの次に覚えたい眉について、今回は学び直します。まずはこちら。

 人前に出る機会の多い管理職ARIAが気を付けたいのは、ナチュラルを自称する「手抜きメイク」と、若い頃に覚えたテクニックそのままの「やり過ぎメイク」の2つです。

眉に関しては、ARIA世代だと『やり過ぎ』の間違いが断然目立ちます。というのも、ARIA世代が20~30代の頃に流行したのは、メリハリのある形に描く『くっきり濃い細眉』。一方、今の時代はふんわりナチュラルな太眉が主流です。でも自分の顔にはくっきり眉が似合っていると思い、若い頃と同じ眉メイクを続けている人は結構多いんですよね」と長井さん。一般の方にメイクを教えるクラスが大人気の長井さんは、多くの女性の自己流メイクを見てきました。

「メイクは眉から」「眉は顔の額縁」は古い!

 分かりやすい例を見てみましょう。下の2枚の写真は、モデルはもちろん、服もアクセサリーもすべて同じです。メイクだけを変えていますが、全然印象が違いますよね。

左 こんな「昭和の眉」になってない? 右 これが「令和の女優ナチュラル眉」
(左)パッと見、まず眉に目がいってしまう主張の強さが「昭和の眉」。角度のついたくっきり眉山や、濃い色で強調されたシャープなラインは、怖い印象を与えがちです (右)持って生まれた眉の形をそのまま生かした、ふんわり眉。顔の中に自然になじみ、目の美しさを際立たせます。優しく、しかも「デキる人」という印象を与えます

 「メイクにおいて、眉は時代を最も映し出すパーツです。ナチュラル眉全盛の今、くっきりとメリハリのある形に眉を描いてしまうと、不自然ですし、何よりも古い顔になってしまいます」(長井さん)

 そもそも「ファンデーションを塗り終えたらまず眉を描く」とメイクの段取りを覚えた人が多いARIA世代。「『眉は顔の額縁』とずっと言われてきましたよね。でも、最初に眉をきっちり描くと、どうしても眉が顔の主役になって悪目立ちしやすくなります。今が旬のモデルさんや女優さんは、顔を思い浮かべてもどんな眉か思い出せない人ばかり。そのくらいの存在感のなさが、眉においてはベストなんです」(長井さん)

 そこで長井さんが提案するのが、アイメイクを終えてから眉を描くという順番。「眉はあくまでも『脇役』としてメイクをすることが、やり過ぎない、垢抜けたナチュラル眉に仕上げる秘訣。アイメイクが引き立ち、大きくきれいな目を印象づけることができます」(長井さん)

 仕上がりはこんな感じ。どこから見られても大丈夫という自信が持てますよ!

 今どきナチュラル眉の描き方は、次ページから、ステップを追って分かりやすく紹介します。