第一線で活躍するARIA世代は、気持ちはいつもマイナス10歳。でも、せっかくメイクやファッションにさりげなく流行を取り入れていても、背中が丸まって姿勢が悪いと、若々しさが痛々しくさえなってしまいます。「いい姿勢の維持にも、お尻の筋力が欠かせません」と話すパーソナルトレーナーの岡部友さんと一緒に、動画でトレーニングしましょう。今回も、まずはこの「ほぐす編」をして、次に「鍛える編」を行ってください。

スッと伸びた背すじを支えるのは、骨盤とお尻の筋肉

 日経ARIA読者の皆さん、こんにちは。パーソナルトレーナーの岡部友です。

 背すじがピンとして自然に胸を張った状態だと、自信に満ちているように見えますし、人にハツラツとした好印象を与えますよね。人前に出ることの多い人やリーダーである女性の方にはぜひ、いい姿勢を身に付けていただきたいですが、そのためにもお尻を鍛えましょう。

 いい姿勢を維持するには腹筋や背筋を鍛えなくちゃいけないのでは、と思っている人が多いと思いますが、土台であるお尻(骨盤)の力をつけておくことも、腹筋や背筋を鍛えるのと同じくらい大事なことです。その理由は、お尻の筋肉が使えていないままだと、背骨の土台である骨盤が前後に傾いて安定しませんが、お尻を鍛えると骨盤を垂直に保つ力がつくため、その上の背骨も真っすぐに維持しやすくなるからです。猫背で背中から腰まで丸まってしまう人も、逆に腰が不自然に反りやすい人も、どちらのタイプも上半身トレーニングだけでなくお尻を鍛えていくことで改善できます。

「いい姿勢を身に付けるためにもお尻を鍛えましょう」(パーソナルトレーナーの岡部友さん)

骨盤と背骨を支える筋肉をほぐす

 今回、お尻の筋肉を鍛える前に行うストレッチでは、骨盤と肋骨と腰のあたりの背骨をつないでいる腰方形筋(ようほうけいきん)という筋肉をほぐしていきます。用意するのは、テニスボールを1つ。なければ、フェースタオルを固く2回結んで、テニスボール大の結び目を作ったもので代用してもOKです。

硬くなった筋肉をほぐすために、テニスボールを1つ用意。なければ、フェースタオルを固く2回結んだもので代用する