40~50代のARIA世代は、更年期世代。体調の変化とともに、ぜい肉の付き方も変わります。体重はそんなに増えていないのに、お腹や腰の周りもつまめるほどに…。さらにお尻が垂れると、丸かったお尻が、男っぽい四角いお尻に変わってしまうことも。そうなる前に、パーソナルトレーナーの岡部友さんと一緒に動画でトレーニングしましょう。今回も、まずはこの「ほぐす編」を、続いて「鍛える編」を行ってください。

更年期を過ぎると、脂肪の付き方が男性的になる

 日経ARIA読者の皆さん、こんにちは。パーソナルトレーナーの岡部友です。

 女性は更年期に差し掛かると、スリムな人も、ぽっちゃりな人も、一様にお腹と腰周りに脂肪が付きやすくなります。「それは加齢によって代謝が落ちて太りやすくなるから」と思っている人も多いようですが、それだけではありません。実は、ホルモンバランスの変化が大きく影響しています。

 更年期に近づくと、それまで多く分泌されていた女性ホルモン(エストロゲン)が減り始めて、男性ホルモン(テストステロン)が優位になります。女性ホルモンが多い間は脂肪が二の腕や太もも、お尻に付きやすく、男性ホルモンが優位になるとお腹や腰周りに付きやすいといわれます。つまり、女性は更年期を経ると、脂肪の付き方が男性的になるのです。

「更年期で相対的に男性ホルモンが多くなると、脂肪の付き方が男性的になります」(パーソナルトレーナーの岡部友さん)

 脂肪の付き方の変化そのものは、何をしても止めることはできません。けれども、四角くなってしまったお尻でも、筋肉をつけるところをコントロールできれば丸いお尻、上がったお尻をつくることができます。そのためには少しずつ負荷を上げていくトレーニングが必要で、最初は重りを持たずに鍛えて、徐々にダンベルやバーベルを使ったりしていくと、筋肉は成長していきます。小さなチャレンジの積み重ねで、お尻は変わります!

 自宅では負荷を上げるセルフトレーニングをするのは難しいな、という人でも、お尻の形が丸から四角に変わっていくのを食い止めることなら、このシリーズで紹介するトレーニングでも可能です。