国民病ともいわれる腰痛。ARIA世代にも悩まされている人は多いでしょう。マッサージに通ったり、腰痛予防の座布団をオフィスで使ったりしても改善しない――。その一因は、お尻の筋肉を使えていないことにありました。お尻に着目したボディーメイクを指導するパーソナルトレーナーの岡部友さんと一緒に、動画でトレーニングしましょう。まずこの記事「ほぐす編」を、続いて「鍛える編」にもチャレンジ!

お尻がサボっていると、腰に負担がかかる

 日経ARIA読者の皆さん、こんにちは。パーソナルトレーナーの岡部友です。

 腰痛に一度でも泣かされたことがある人なら、腰痛の原因は一つに特定しにくいことをご存じでしょう。座っている時間が長い、姿勢が悪い、腹筋や背筋が衰えている等々……。ただし、声を大にして言いたいのは、皆さんが思っている以上に腰痛とお尻の関係は深い! ということです。つまり、普段あまり使っていないせいで「眠っているお尻」を「使えるお尻」に変えれば、腰痛を改善することができるのです。

「デスクワーカーを悩ませる腰痛は、お尻と深く関係しています」(パーソナルトレーナーの岡部友さん)

 お尻の筋肉は、体の中で最も大きな筋肉です。上半身と下半身をつなぐ役割に加えて、歩いたり、姿勢を維持したり、階段を上ったり、多くの動きに関わっています。本来、大きな力を発揮するお尻の筋肉ですが、現代生活では座っている時間が長過ぎて、お尻は衰えて力を発揮できなくなりがち。その結果、他の部位の筋肉がお尻をカバーしようとして、頑張り過ぎてオーバーワーク状態に陥ってしまうのです。特にオーバーワークになりやすい部位は、どこだと思いますか?