オイル&やすりで角質オフする【スペシャルケア】
かかとがガチガチに厚かったり、粉が吹くほど乾燥していると、ヨーグルト&砂糖パックだけでは十分な効果が得られないことがある。そんな人は、パックの前にやすりを使ったケアをプラスしよう。ただし、「皮膚はこすると、より硬くなる。きれいになりたいあまり、深く削りがちになる人がいるが、注意して」(山田院長)と話すように、加減が必要だ。
「角質が軟らかくなっている入浴中に行うと、削りすぎてしまいがち。入浴前なら、肌を傷めずに、余分な角質だけをオフできる」(金子さん)
この、乾いた状態でのドライケアを行ってから入浴し、続いて基本のかかとケアを行おう。
1. オイルをかかとに塗る
角質が軟らかくなっていない入浴前に行う。肌を傷めないよう、かかとに適量のオイルをなじませておく。
2. やすりをかける
柄を軽く握り、細かい目のやすりをいろんな方向からかける。片足につき1分半が目安。
このケア後に前回紹介した「基本のかかとケア1」と「基本のかかとケア2」を行う。
四谷三丁目皮膚科 院長
美容研究家、パーツモデル
取材・文/中島夕子 写真/鈴木希代江(人物)、鈴木 宏(商品) モデル/殿柿佳奈 構成/羽田 光(日経DUAL編集部)