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「越境」がキャリアを強くする

越境社員が組織を活性化する 副業導入企業が強いワケ

社員の越境経験を組織に有効活用するには「2:6:2」の法則をうまく使う


変化のスピードが早くなり先が見通せない今、組織に多様性が求められるのと同じように、個人にも新しい価値観の獲得や学びによる成長が求められています。そのための「出合い」の場を持っていますか? 日々の仕事や自分の成長に「停滞感」を覚えているミドル世代にこそ必要な「越境」の始め方とその効用を探る、大特集です。

「越境」がキャリアを強くする

副業している人は自己肯定感が高い

 「越境」でキャリアを形成する手段の一つに副業(複業)がある。近年では、リモートワークの加速の影響もあり、副業を容認する企業も増えてきた。副業を容認することで組織側にもメリットがあると感じている企業が増え、それを見た多くが追随している背景もあるだろう。

 1996年の創業時から副業を容認するヤフーも成功事例の一つといえる。2020年からは、コアタイムの廃止やリモートワークの回数制限を撤廃するなど、新たな働き方を提示。「結果、社員の満足度は高く、生産性が落ちていなかったため出社を必要としない人事制度へ移行し、副業もさらに容易になりました。副業することは社員にとって、社内では得られない気づきや学びを得て、成長につなげ、自律的にキャリアを考えるきっかけとなり、会社にとってもメリットになると考えています」(ヤフー広報 大高健さん)

 ヤフーといえば外部からの越境人材も活用している。2020年7月に外部人材(ギグパートナー)を募集し、4500人以上もの応募があったというニュースは、世間を大いに驚かせた。うち104人と業務提携を開始し、現在も継続的に募集をしている。「従来では関わる機会を得られなかった人材とともにイノベーションを創出できている」(同社)と、その成果を実感しているという。

 大手企業の中で早期に副業解禁したロート製薬でも、副業が組織と従業員にもたらす影響をポジティブにとらえている。ロート製薬では、2016年の解禁以来約80人の社員が副業に挑戦。この副業制度の立ち上げから参画している人事総務部の佐藤智紀さんが、ウェルビーイングの尺度を利用したアンケートをとってみたところ「副業を行っている人ほど自己肯定感が高く、成長意欲や目的意識の指標も高く出た」という。

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