未婚率は高まり、核家族化は進み、離婚するカップルは多く、「単独世帯」(ひとり家族)は増え続けています。2040年には総世帯の4割が単独世帯という予測も。これからあなたが頼りにできるのは、家族よりも友達かもしれません。いざというときに相談したり、助け合ったりできる「女友達」について考えます。

 日経ARIA編集部では読者を対象に「家族よりも頼りになる 私の『最強』女友達アンケート」を実施し、多くの声が寄せられました。

日経ARIA 家族よりも頼りになる 私の『最強』女友達アンケート
日経ARIAの読者へインターネットで調査(2020年10~11月)。
有効回答数は211人。年代=30~60代。結婚している55.4%、結婚していない(パートナーあり)11.8%、結婚していない(パートナーなし)30.8%、その他2%。職業は会社員81%、自営業/会社経営9.5%、公務員1.4%、専業主婦/働いていない4.8%、その他3.3%。

回答者の約8割が「頼りになる女友達がいる」

 家族よりも頼りになるような女友達はいますか?という問いに、79.6%の人が「はい」と答えました。

 知り合ったきっかけは、学生時代からの友人と答えた人が最も多く、次いで職場での同僚や先輩、趣味やサークルを通じて仲良くなったケースが多いという結果となりました。

回答者の約8割が頼りになる女友達がいると回答。そのうちの半分近くの人が、学生時代からの長い期間、友情を育んできた
回答者の約8割が頼りになる女友達がいると回答。そのうちの半分近くの人が、学生時代からの長い期間、友情を育んできた

 女友達だからこそ話せること、一緒にできることは?との問いに、「恋愛の話」「家族の相談」「ジョブキャリア」「将来設計」「更年期や健康、美容について」「財テク・ポイ活」など、女性同士多くを語らなくても共感し合える共通の関心事が数多く挙がりました。

 「会社では部下がいる、家もシングルマザーなので相手は子ども、と(常に)頼られる立場。家族(親)は心配する。なので、弱みや愚痴は女友達のほうが話せる」(IT・通信/企画・広報・宣伝・販促/49歳)といった意見も。

 女友達との旅行先は温泉が人気で「スパに行ってスッピンでだらだらするのが至高の時間!」(商社・小売/一般事務・営業事務/30歳)、「温泉旅行にいって、朝から酒を飲む」(製造業/総務・秘書・受付/46歳)など、ハダカの付き合いができる女友達ならではの楽しみ方のようです。