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会社員を辞めてフリーランスになるとしたら、今まで会社がやってくれていた経理業務や税金の申告なども自分でしなければなりません。でも、一体何から手をつければいいのか、見当もつかないという人も多いのではないでしょうか。そこで、フリーランスや「ひとり社長」の節税を得意とし、ヒロ税理士としてYouTuberとしても活躍する田淵宏明さんに、フリーランスになったらすべき最低限のお金周りのことを教えてもらいました。
会社員との決定的な違いは確定申告
―― お金の面で会社員とフリーランスの一番の大きな違いは何でしょうか。
田淵宏明さん(以下、敬称略) 一番の違いは「確定申告しなければならないこと」ですね。今までは給与から自動的に引かれていた税金を、自分で納税しなければいけません。また、そのために帳簿をつけるなどの経理業務も自分で行う必要が出てきます。
―― 帳簿つけや確定申告って、一人でやるのは難しそうですよね。フリーランスになったら税理士などの専門家に依頼する必要もあるのでしょうか?