日経ARIA読者の約4割は管理職。人材不足や膨大な業務量の中で、部下の育成、成果の出し方、上司・経営層とのコミュニケーション……と悩む人も少なくない。「理想の上司像が分からない」という声も。そこで、管理職としての「人間力」を高めた「修羅場経験」にフォーカスし、大きな組織やプロジェクトを動かしながら部下から慕われるアネゴ管理職たちを徹底取材! 部下たちの本音にも迫ります。

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 管理職ARIAたちが日々のマネジメントで課題に感じるのは、大きな修羅場だけでなく、小さなピンチやちょっとしたトラブルのほうが多いかもしれない。「やる気がない部下がいて、チームの戦力が落ちてしまう」「部下のやる気を引き出したいのにうまく伝えられない」「落ち込んでいる部下にどう声を掛けていいか分からない」など、部下とのコミュニケーションに悩む人も少なくないはず。

 今回は、部下とのコミュニケーションに「ワザあり!」なアネゴたちのエピソードをまとめた。「読むだけで、勇気と気付きをもらえる」ノウハウが満載だ。

アネゴたちは部下にどんな言葉を掛け、組織を変えたのか。次ページから具体的な事例を紹介する
アネゴたちは部下にどんな言葉を掛け、組織を変えたのか。次ページから具体的な事例を紹介する

 アネゴたちのエピソードからは、コミュニケーションに必要なのは親近感だけではないことが分かる。管理職としての責任を全うするため、チームメンバーそれぞれが最大の力を発揮できるようにするため、覚悟を決めて組織を動かしてきたアネゴたちの地道な工夫をぜひ参考にしてほしい。

2~3ページは、「子どもの不登校と実母の介護が重なって離職を考えたとき、親身になって話を聞いてくれ、前例のない働き方を実現させてくれた恩人アネゴ」のエピソード
2~3ページは、「子どもの不登校と実母の介護が重なって離職を考えたとき、親身になって話を聞いてくれ、前例のない働き方を実現させてくれた恩人アネゴ」のエピソード
4~5ページでは「この人がいると組織の雰囲気がよくなる」というアネゴの話。一人一人に合わせてアネゴが作った面談のカードに何が書いてあるか、具体的に紹介します
4~5ページでは「この人がいると組織の雰囲気がよくなる」というアネゴの話。一人一人に合わせてアネゴが作った面談のカードに何が書いてあるか、具体的に紹介します