- (1)管理職の仕事服は「抜け感」が大事 3つのポイント ←今回はココ
- (2)女性役員の仕事服とメイクは、部下や客先へのメッセージ
- (3)小田切ヒロ 脱・厚塗り!フレッシュで透明感ある肌作り
- (4)小田切ヒロ 眉とリップを更新して知的で意志のある顔に
- (5)管理職の必修科目「フォーマル」の装い 落とし穴は?
新しいポジション、新しいチーム。仕事での責任が重くなってくるARIA世代にとって、新しい環境でも自信をくれる仕事服は欠かせない味方。だが「何を、どう着たらいいのか?」と悩む人が多いのもやはり仕事服だ。
カジュアル化が進む職場で、部下のファッションと上司である自分のファッションが妙にそぐわなかったり、逆にかぶりそうになってしまったり。有能で頼れる上司のイメージを表現したいけれど、かっちりし過ぎたスーツではまじめで怖そうな人と思われそう。部下としっかり向き合える懐の深さも伝えたい……。
迷えるARIA世代の管理職ファッション問題について、人気スタイリストの山本あきこさんは、ずばり指摘する。
「積み重ねたキャリアの経験値は高いけれども、肩に力が入り過ぎていなくて信頼感があり、精神的ゆとりを感じさせる……。そんな上司を表現するには『抜け感』をいかに出すかがポイントです」
管理職の仕事服で抜け感を出すなんて上級テクニックなのでは? という疑問に、「簡単な3つの要素に着目するだけでOKです」と山本さん。次ページから、山本あきこさんのやさしい解説と、シーン別のおすすめコーディネート、そして使いやすいブランドリストをご紹介します!