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投資初心者が「ほったらかし投資」でお金を増やそうとするなら外せないのが「つみたてNISA」「NISA(少額投資非課税制度)」「iDeCo(個人型確定拠出年金)」の3つの非課税制度。ARIA世代なら、どの制度をどう活用するのが得策か。丁寧な解説で頼れるファイナンシャルプランナーの風呂内亜矢さんに指南を仰いだ。
45歳以上なら全力でiDeCoを始めよう
―― ARIA読者が「ほったらかし投資」を始める場合、つみたてNISA、NISA、iDeCoの非課税制度を利用すべきだというのは分かりますが、3つの制度をどう活用すればいいでしょうか?
風呂内亜矢さん(以下、敬称略) 40~50代のARIA世代の投資初心者の場合、優先順位で言うとiDeCo、つみたてNISA、NISAですね。「ほったらかし投資」は、「長期」に「積み立て」でリスクを分散することが原則。そう考えると、現状NISAを使うと5年しか積み立てられないので、選択肢から外れやすいと思います。
―― 積み立てられる期間が大事なんですね。では45歳で銀行貯金が1000万円あるような読者だったら何から始めればいいですか?
風呂内 45歳以上で資金に余裕があれば、iDeCoのフル活用ですね。