ビジネスパーソンがリベラルアーツを学ぶ重要性が注目されています。変化のスピードが速く、社会が抱える課題が複雑化する中で、教養を深める意義とは? そのヒントが、米国・マサチューセッツ工科大学の音楽の授業にありました。ノーベル賞受賞者を多数輩出している工学・科学の名門は必修科目の一環として豊富な音楽科目を展開。音楽を学ぶことで磨かれる、テクノロジー全盛の時代に求められる力について、現地を取材した音楽ジャーナリストの菅野恵理子さんが解説します。