2020年のゴールデンウイークは、首都圏などで「STAY HOME 週間」が打ち出され、おうちで過ごすという方が多いでしょう。せっかくいい季節、長い休みなのに…という気持ちはぐっと我慢して、今、自分にできることを心掛けたいですね。この機会だからこそ、自分を磨く、自分を見つめ直す読書に励みたいもの。人生を変える本に出合うヒントをくれる記事を集めました。

あの人たちの人生を変えた、魂が震えた一冊

 大ヒット本『FACTFULNESS』などを手掛けた人気の翻訳家・関美和さんが翻訳を始めるきっかけになったのは40代で出合った本。東京フィル元部長・松田亜有子さんが20代のころに図書館で出合い「私がずっと追い求めていたものに出合えた、魂が震えた」というエッセー。コラムニスト河崎環さんが「楽しく輝く未来へ向けて、生きてゆく希望が噴き出した」という意外な一冊……。ARIA世代で活躍する女性たちの人生に影響を与えた一冊とは?

人気翻訳家・関美和 人生の転機は45歳のどん底離婚


東京フィル元部長 図書館で出合った1冊の本に魂震えた


オトナの女が、一生楽しく浪費するための鉄則


能の理論書に名作漫画…あの人の気になる愛読書

 エステー社長・鈴木貴子さんが社長になった時の不安とプレッシャーをはねのけることができたのは、「会社という舞台で社長役を演じていると考えればいい」と気づいたから。さまざまな役を演じる心得が書かれた世阿弥の名著が参考になったとか。元厚生労働事務次官・村木厚子さんの愛読書は、あのスポコン漫画。「人を育てるヒントがちりばめられている」と言います。実は記者も久しぶりに読み直しました。シビれましたよ、やっぱり!

妹たちへ 鈴木貴子 社長の「役を演じる」で成長できる


逆転の一冊 村木厚子『エースをねらえ!』は管理職の鑑