新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、自宅でリモートワーク体制になって、会議や打ち合わせにZoomなどのアプリを使い始めた人も多いでしょう。客観的に自分の顔を見たら「口がへの字になっている!」「ほうれい線がこんなに深かったっけ?」「朝から顔が疲れている…」と気になり、仕事に身が入らなくて困る……。そんなARIA読者を、今すぐレスキュー! ヨガ講師・間々田佳子さん直伝の顔ヨガで顔の筋肉を鍛えて表情を良くしましょう。幸せもやってくるそうですよ!

 口角が下がって不機嫌に見える、ほうれい線が深く刻まれる……。こうした顔や表情の悩みはARIA世代に多いです。メイクでカバーするのも手ですが、悩みのタネを根本的に改善するなら「表情筋をストレッチしたり鍛えたりして、正しくて美しい表情のクセをつけ直すことが大切」と話すのは、多くの人に顔ヨガを教えてきた、ヨガ講師の間々田佳子さん。間々田さん自身の表情はとても豊かで、口角がきれいに上がっています。

 間々田さんがお手本を見せてくれる動画とその動きの狙いについて解説した記事を、まとめてご紹介します。これからリモート会議というときに、直前に1~3分程度行うだけで表情がぐっと変わり、自信が取り戻せます。メイクにかける時間が短くできそう! そして、毎日続けると効果が定着しますよ。女性はもちろん、男性にもお勧めです。


1. 額のしわが気になったら「おでこロック」

間々田佳子 「おでこロック」で説得力も目力もアップ

ビデオ会議中にふと見たら、真剣に話している自分の額にくっきりとシワが刻まれていた……。ショックですよね。これは、まぶたを引き上げる筋力が衰えているせいです。そんな人は、目が小さくなっているはず。今すぐ2分間の動画「おでこロック」で顔の表情筋を鍛えて、正しくて美しい表情のクセをつけ直しましょう。疲れ目の回復にもなります。


2. 滑舌がいまひとつなら「おいしい顔」

間々田佳子 「おいしい顔」でプレゼンの伝達力を上げる

対面で話すときにくらべると、Web会議だとどうしても声が少し聞き取りにくくなります。そもそも加齢で舌の筋肉も衰えてしまうので、滑舌が悪くなり声量も下がり、会話中に聞き返されるのはARIA世代の宿命! でも、筋肉は何歳からでも鍛えられるのがいいところ。普段は意識することのない舌の筋肉を、顔ヨガで鍛えましょう。表情も明るくなります。


3. ほうれい線には「ムンクの顔」

間々田佳子 「ムンクの顔」でほうれい線を消す

ARIA世代に最も多い顔の悩みの一つである、ほうれい線。一気に老けた印象になってしまいますので、今は気にならないという人も要注意です! ほうれい線を改善するのに効果が期待できる顔ヨガが「ムンクの顔」。口を卵型の「お」の形にすることでほうれい線を伸ばし、顔にヨレのない状態を作ります。自然な笑顔が生まれ、話しかけられやすい雰囲気がつくれますよ。