2020年2月18日、日経ARIAは創刊1周年を迎えました。編集部の予想以上に反響が大きかったのが、デュアルライフ(2拠点生活)や地方移住といったテーマ。ライフシフトに高い関心が集まる現在、なかでも「暮らし」が切り口の記事で読まれたものを集めました。

彼女の気持ち

小島慶子 なぜ私は「エア離婚」したのか(上)

夫と二人の息子とオーストラリアで生活し、仕事の場である日本との間を行き来しながら多忙な日々を送る小島慶子さん。子育てが一段落し、人生の次のステージに向かう心境を赤裸々につづったエッセーは毎回反響を呼んでいますが、特に注目を集めたのがこちらの回です。夫との間で「いずれは離婚すること」に合意したという驚きの告白。その背景には何が?


亜希 40代後半で知った、物欲よりも大切なもの

「欲しいものが少なくなり、本当に欲しいものが明確になった分、無駄な時間の使い方をしなくなりました」と話すモデルの亜希さん。「40代前半と40代後半では私の中では100違う感覚がある」とのことですが、40代にどんな心境の変化があったのでしょうか。亜希さんの自然体の魅力が詰まった連載、ぜひ読んでみてください。


花田美恵子「家庭以外の場所がなくずっとしんどかった」

力士の妻として、また4人の子どもの母として専業主婦生活を送った後に離婚。2009年にハワイに移住し、ヨガのインストラクターとして活躍しています。インタビューでお会いした花田さんはナチュラルな魅力にあふれた方でした。離婚前後のことやハワイでの暮らし、13歳年下男性との再婚についてお話を聞きました。


ライフシフト!

山梨の限界集落に移住、家賃2万円の古民家で2拠点生活

移住願望の高まりが抑えられない記者が、ARIA世代の移住者の生声を聞きたい! と立ち上げた連載「移住ARIA」。なかでも1回目に登場した、東京と山梨の限界集落で2拠点生活を送る女性の記事に注目が集まりました。毎回必ず聞いている「移住の○と×」は移住経験者ならではの気づきに満ちています。ぜひ、連載を通してお読みください。


マレーシアに7年住み知った 移住に向く人、向かない人

2019年9月にお届けしたライフシフト特集。編集部員が妄想する「理想のライフシフトって?」という編集会議から始まった特集記事は、国内でのデュアルライフや、ロングステイでも人気のマレーシアでの移住生活などを、編集部員が自分の興味の赴くまま(?)に楽しく取材しました。なかでも、マレーシアで7年暮らすライターの野本響子さんの記事がよく読まれました。


3拠点生活で「折れない」「よどまない」夫婦の関係

デュアルライフ(2拠点生活)にとどまらず、3拠点生活を送っているのが、ジャーナリストの佐々木俊尚さんとイラストレーターの松尾たいこさんのご夫婦。最低でも月に1週間は東京を離れるようにしているそうです。当初は東京と軽井沢の2拠点だったのが、もう1カ所、福井にも増やした理由とは? どんな変化が2人に起きた? 上下編にわたる記事、続けてお読みください。