2020年2月18日、日経ARIAは創刊1周年を迎えました。この1年間、40~50代の働く女性を応援するメディアとして、この世代で活躍している女性、さらには少し先輩にあたる多くの女性たちに数多くインタビューしてきました。伺ったお話は、働くことについての考え方や、仕事術、失敗の経験談や、いろいろな壁をどう乗り越えてきたかなど、どの方のお話も心に残ることばかり。その中でも読者の皆さんから特に多くの支持を集めた記事を紹介します。

女性トップの本音とリアル

吉田晴乃さん死去の前日、人生最後になった渾身の演説全文

経団連初の女性役員として注目され、元BTジャパン社長、そしてW20運営委員会共同代表などで活躍していた吉田晴乃さんは、2019年6月30日に心不全で急逝されました。その前日に、「G20大阪サミット 女性のエンパワーメントに関する首脳特別イベント」で女性の活躍について渾身の演説をされていました。全文をお届けします。


高橋ゆき 40代最後の年を迎え、わが人生と目が合った

日経ARIA創刊時にインタビュー連載をお願いした、家事代行サービスのベアーズ副社長・高橋ゆきさん。連載タイトルは「幸年期を生きよう」でした。それは、心身がゆらぐ更年期を明るくとらえようというのではなく、「本当の幸せが分かる世代」という意味だそう。ささやかな日常に幸せを感じられることの喜びを、一緒に味わってください。


「ただ今、ジョブレス!」篠田真貴子 攻めの50代

2018年の11月に、10年間勤めたほぼ日のCFOを退任した篠原真貴子さん。退任から1カ月もたたないときに創刊インタビューに編集部が伺ったら、「今、ジョブレスなの!」とすがすがしい笑顔で明かしてくれました。50歳で、無職。これからの10年をどう描いているのか、大反響を呼んだ連載記事の記念すべき第1回がこちらです。


加藤史子 「10億円は難しい」からリクルートを辞めた

創刊時からのリレー連載「ARIA世代、起業日和」。この連載を立ち上げたのは、トップバッターにこの方を想定していたからです。新卒から18年間在籍したリクルートを、40歳の時に思い切って飛び出した加藤史子さん。インバウンドを呼び込み観光産業で日本全国を元気にし空洞化を防ごうとする彼女がWAmazingの起業に至るまでと、その後の苦労を聞きました。


NOVA社長 倒産して企業として何が一番重要か知った

40年、50年と生きていると、人生でも仕事でも大きな困難や壁に当たった経験はどんな方にもあるでしょう。NOVAの隈井恭子社長は、新卒で入った会社が倒産するという大きな試練に直面します。会社に残る道を選び、再起の道のりをどうたどったか、さらに自身が管理職を経て社長になるまでの経験を全3回で聞きました。この記事は第2回です。


逆転の一冊 小巻亜矢「人の荷物を背負うのをやめた日」

どん底を見た女性たちに、局面を打開するきっかけになった「逆転の一冊」を聞くリレー連載。初回の元厚生労働事務次官の村木厚子さんに続いて登場したサンリオピューロランド館長の小巻亜矢さんは、直面した不幸や病気、そこから立ち上がるまでを語ってくれました。2019年末には「ウーマン・オブ・ザ・イヤー2020」大賞を受賞しています。