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今から始める「親」のこと

墓じまいを一緒に始めて、老親も子も幸せに

田舎にある実家のお墓。老いた親では墓参もままならず…永代供養墓へ改葬するケースも


親が元気なうちにしておきたいのが「お墓」の対策です。交通の便の悪い田舎の墓地では、継承者のいないお墓が雑草に埋もれ、荒れ果てていることも少なくありません。そんななか、お墓を撤去する「墓じまい」をする人が増えています。葬儀・お墓・介護など終活を取材してきた旦木瑞穂さんが、墓じまいの実態を4回に分けてリポートします。

墓じまいの理由は「お墓が遠い」がトップ

 ここ数年、お墓を手放す「墓じまい」をする人が後を絶たない。理由は人それぞれだが、「遠距離なので墓参りなどが思うようにできない」「継承者がいない」「子どもや他の家族にお墓の面倒をかけたくない」といった意見が多い。人口が多い団塊の世代が70代になり、本来なら子の世代、40~50代がお墓を引き継ぐところだが、遠距離を理由に継承を拒み、墓じまいに至ることも少なくない。

今までのお墓を手放す人が増えている(写真提供:まごころ価格ドットコム)
今までのお墓を手放す人が増えている(写真提供:まごころ価格ドットコム)
Q.墓じまいをされた理由は何でしたか? 遠距離なので墓参りなどが思うようにできない、27.5%。継承者がいない、23%。子どもや他の家族にお墓の面倒をかけたくない、21.5%。墓参りやお墓の手入れがつらくなってきた、10.5%。お墓の維持・管理費用が高い、負担になってきた、7%。お墓の近隣に暮らす親族がいなくなった、5%。その他、5.5%
出典:まごころ価格ドットコム調べ。全国30~70代の男女で、2015年以降に「墓じまい」を経験した人。有効回答数は200人(男性171人、女性29人)。調査日は2019年11月27日~29日
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