シリーズ2回目となる今回のテーマは、肩や背中などの上半身の凝りをほぐして血行を上げるヨガです。日々、仕事と家のことに追われて、自分のことは後回しになりがちなARIA世代。朝10分だけ早起きして、自分だけの時間を持ちませんか? 体と心の両方に向き合うことができ、充実した気持ちで一日のスタートを切れますよ。教えてくれるのは、「日本一のヨガYouTuber」としても知られるB-lifeのMarikoさんです。

起床後、一杯の白湯と朝ヨガで体の巡りが良くなる

 こんにちは。B-lifeのMarikoです。

 私がヨガやエクササイズの動画をYouTubeで配信しているB-lifeのチャンネル登録者の多くもARIA世代の皆さんと同じ40~50代。体の変調期を迎えている方がたくさんいらっしゃいます。以前より疲れやすくなっているのに、寝つきが悪かったり、些細なことでイライラしたり、落ち込んだり……。揺らぎを感じる時期だからこそ、自分に向き合う時間を持つ意味があると思います。

 すべてのことを片付けてからホッと一息つく夜の時間もすてきですが、朝は自分の体と心に向き合いやすい時間。一日の始まりとなる朝10分のヨガは、いろいろなことを感じ取りやすく、頭も動いてやる気が出やすいはずです。

 私はいつも、起床後トイレに行って白湯を一杯飲んでから、朝ヨガをしています。就寝中に水分は多く奪われますし、水分補給してからポーズをとったほうが、体の中の巡りがよくなる感じがします。

チャンネル登録者55万人、「日本一のヨガYouTuber」と呼ばれるB-lifeのMarikoさんはヨガやフィットネスのインストラクターとして活動。朝一杯の白湯とともに自分と向き合うヨガ時間を大切にしています
チャンネル登録者55万人、「日本一のヨガYouTuber」と呼ばれるB-lifeのMarikoさんはヨガやフィットネスのインストラクターとして活動。朝一杯の白湯とともに自分と向き合うヨガ時間を大切にしています

くれぐれも朝食を取る前に行うようにしてください。ヨガは、おなかがいっぱいの状態では行わず、食後1~2時間以上たってから行うのが基本です。体をひねったり、下を向いたりと内臓を刺激するポーズが多いため、食後すぐに行うと気持ちが悪くなりやすく、その不快感がポーズに集中する妨げになるからです。

 次のページでは上半身をほぐす朝ヨガの動画プログラムをご紹介します。