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40代からの転職

転職時のオンライン面接が急増。入念な準備が成功のカギ

採用活動でオンライン面接をする企業が増えている。服装からカメラ目線、背景の設定まで求職者が「やってはいけない」ポイントを伝授


ここ数年、深刻な人手不足を背景に40代以上にも転職のチャンスは拡大してきました。2020年、コロナ禍で求人市場が急速にしぼんだものの、同年7月以降、再び回復基調にあります。そんな中、今注目を浴びているのが、40代のキャリア女性。ミドル・ハイクラス向け転職エージェント「ジェイ エイ シー リクルートメント」で3000人もの転職を支援してきた経験を持つ、井上登紀子さんに実態と成功の方程式を聞きます。今回は、オンライン面接で成功する秘訣についてです。

―― コロナ禍で、オンライン面接を導入する企業が増えています。

井上登紀子さん(以下、敬称略) 今やオンライン面接は、企業の採用活動に欠かせません。当社が2020年上半期に実施したアンケート調査によると、全体の4割程度の企業が、初回から最終面接までオンラインでの面接で採用を決めています。管理職女性の採用では、1次面接はオンラインで、最終面接のみ対面による面接が行われるのが今のトレンドです。

日程を調整しやすく、交通費も抑えられる

―― 求職者にとって、オンライン面接のメリットとデメリットを教えてください。

井上 メリットは、なんといっても効率がいいことでしょう。地方に移住して働くUターンやIターン転職をする場合、遠方の企業と面接しやすい。面接するために企業まで出向く交通費が抑えられるうえに、日程調整がしやすいのも利点です。

 一方でデメリットは、職場の雰囲気がつかめない点です。対面での面接で得られる情報量と比べると格段に少ない。対面で得られる納得感を「100」とした場合、オンラインでは「80」くらいです。求職者としては、自分が働く職場の雰囲気を知りたい、上司になる人と直接会っておきたいという思いが大きいのではないでしょうか。

 採用する企業側にとっても、その人の持つ雰囲気や清潔感など、実際に会ってみないと社風に合っている人物かどうか分からないという不安要素があります。こうした不安を埋めるために、オンライン面接の場合は選考回数が増える傾向があり、平均すると4回ほどです。

「全体の4割程度の企業が、初回から最終面接までオンラインでの面接で採用を決めています」と語る、ジェイ エイ シー リクルートメントの井上登紀子さん
「全体の4割程度の企業が、初回から最終面接までオンラインでの面接で採用を決めています」と語る、ジェイ エイ シー リクルートメントの井上登紀子さん
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