リモートワークやマスク着用生活が日常化し、既存のコミュニケーション方法が通用しない場面が増えています。対面でない言葉のやりとりは、的確な言葉を選択し極力コンパクトにまとめて伝える必要があり、マスク着用での会話は、相手の口元が見えず感情も読み取りにくいため、言葉の選び方や使い方、話の間などがこれまで以上に意味を持つようになります。ニューノーマル社会で人を説得する言葉の選び方と使い方を、メンタリストDaiGoさんに語っていただきます。

(1)DaiGo「メンタリズム企画書」で思うまま相手が動く
(2)DaiGo「マインドリーディング」でプレゼン勝利 ←今回はココ
(3)DaiGo「メンタリズム言葉術」で社員を優秀に育てる

プレゼンを成功させる「マインドリーディング」とは?

―― 第1回では、相手の心を読み、思うままに誘導する企画書作成のポイントを3つ、教えていただきました。3つのポイントに「マインドリーディング」を加えれば、プレゼンの成功率も上げられるとのこと。「マインドリーディング」とは具体的にどのようなテクニックでしょうか?

DaiGoさん(以下、敬称略) 「マインドリーディング」とは、メッセージを送るターゲットを分析し、そこに向けた言葉を選んで発信していく考え方で、ダイレクトマーケティングの世界では当たり前に使われています。ターゲットが仮に30代前半の男性であれば、身近にいる30代男性に通いの店や遊び場を教えてもらい、実際に足を運んでみるだけでも、彼らが何に興味を持ち、悩み、何にお金を使っているかが見えてきます。

DaiGoさんをはじめとするプロのメンタリストは、相手のちょっとした言動を「マインドリーディング」し、言葉を使って心を動かしているそう
DaiGoさんをはじめとするプロのメンタリストは、相手のちょっとした言動を「マインドリーディング」し、言葉を使って心を動かしているそう

DaiGo 他にも、入社10年目だとしたら、悩みは何だろうか、結婚や子どもの誕生、マイホームについてだろうかなど、ターゲットの心を読んで、どういう言葉を使えば反応してくれるかを考えるのが、「マインドリーディング」です。「マインドリーディング」で読み手の心にフォーカスし、ピンポイントに感情を揺さぶり、相手を動かすためには、7つのトリガー(引き金)を知る必要があると、私は考えています。