力士の妻として、また4児の母として専業主婦生活を送ったのちに離婚。ハワイ移住、ヨガとの出合い、そして13歳年下男性との再婚。波瀾万丈にも見える人生を送ってきた花田美恵子さん。しかし、そのイメージに反して、とても穏やかで柔らかい空気をまとっている。今年50歳。芸能活動に区切りをつけ、ヨガインストラクターに軸足を移した花田さんに、ヨガとの出合いで得たものや、週末婚スタイルの新婚生活について聞きました

(上)「家庭以外の場所がなく、ずっとしんどかった」

長年続けていても、毎日新しい発見がある

―― インストラクターになるほど、昔からヨガには夢中だったのでしょうか。

花田美恵子さん(以下、敬称略) ヨガ歴は14年で、休暇で家族とハワイに来ていたころ、近所にあったホットヨガに行ったのがきっかけです。始めたのは本当に何となく。ですが、できないことがたくさんあって、もっと頑張りたいと思えたんです。だからこそ続けてこられたし、今でも毎日が発見。どんな簡単なポーズでもやるたびに発見があるのが、ヨガの奥深さであり魅力ですね。

―― そこからインストラクターを目指したのは、やはり手に職を、と考えたからですか。

花田 資格を取ったのは2015年です。でも、もともと教えるつもりはなくて。自分は先生と呼ばれる仕事には絶対に向いてないと思っていたんです。人から見られることはある程度慣れているとはいえ、昔から人前に立つのが本当に苦手で、テレビ番組に呼んでいただいても積極的に話すこともできないし。イメージとのギャップがすごく悩みで。

 けれど、子どもたちが成長して少し時間が空いたので、働くか働かないかは別として、しっかりヨガの勉強をするのはいいかなと考えました。その後、ザ・カハラホテル&リゾートで日本語ができるヨガインストラクターを探しているから、ぜひ働いてほしいと言っていただいて、今は複数のホテルやスタジオで教えています。

「昔から人前に立つのが本当に苦手で、自分は先生と呼ばれる仕事には絶対に向いてないと思っていたんです」
「昔から人前に立つのが本当に苦手で、自分は先生と呼ばれる仕事には絶対に向いてないと思っていたんです」