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WEリーグ岡島喜久子「壁は越えずに迂回するのも一手」

(上)「楽しくない」は方向転換のサイン。自分の長所を前面に出せば短所は消える


道は一つじゃない。自分の長所を見つけて一点突破する

―― 「ダメなら仕方がない」とあきらめてしまいがちですが、岡島さんのキャリアは、「ダメだったら、違う道を探す」の積み重ねですね。

岡島 道は一つじゃないという考え方が、私の中にはずっとあったのだと思います。「こっちがダメなら別の方法で」と常に考える。例えば私は国語の成績は良かったけれども、数学は良くなかった。でも、国語で一番をとると先生も評価してくれる。いいところを前に出しておけば、悪いところは消えていくみたいなことに割と早く気づいていたかもしれません。

 その後のキャリアでも、壁があったら無理して乗り越えるのではなく、迂回してあるいは方向転換して、自分のやりたいことをしてきました。それも当時は女性だから実現しやすかったのかもしれません。今は状況がだいぶ変わりましたが、当時は女性が長く勤めるとは思われていませんでした。だから、辞めて転職をするのも容易でしたし、選択肢はそれほどなかったとはいえ、会社を選ぶことはできました。

 マイナス面を見るより、自分のいいところに光を当てて、それを生かせる仕事先を考えることですよね。次の世代の人に強く伝えたいのは、自分が「楽しくない」と感じているなら、それはもう完全に合ってないっていうサイン。方向転換した方がいいんです。そうしないと体を壊してしまいますから。

「自分が『楽しくない』と感じたら、方向転換の合図です」
「自分が『楽しくない』と感じたら、方向転換の合図です」
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