食いしん坊を魅了するロールケーキをまとめてご紹介

編集O 私が最近おおっ、と思ったのが世田谷区代沢にあるシェ・かつ乃の「たまごロール」。ふわっふわの、軽くてしっとりした生地が特徴で、さほど甘党ではない私も初めて「1本食べてみたい!」と思っちゃいました。「きみプリン」(333円、税込)と、この「たまごロール」の二枚看板で大人気のお店です。10時オープンで売り切れたら営業終了。お店に行かないと買えない品で、1本、1188円(税込)です。

シェ・かつ乃の「たまごロール」を自宅でカット。ふわっふわです
シェ・かつ乃の「たまごロール」を自宅でカット。ふわっふわです

ライターH 私が感動したのは、金沢市のメープルハウスの「まるごといちじくロール」。イチジクが真ん中にまるごと巻き込んであって、イチジクと生クリームのバランスがいい。種のプチプチした食感も楽しいんです。出張先のおみやげ用に購入したのに、自分で1本食べてしまいました(笑)。1本、1836円(税込)で、発送も対応しています。今は、上野駅構内や八王子などにも店舗が増えているので、食べたことある方もいるかもしれませんね。5月~11月までの期間限定品です。

ライターT 私のお薦めは東急東横線学芸大学駅からすぐのマッターホーンの「ロールケーキ」(1本、1800円、税抜)。ライター仲間がおみやげにもってきてくれたのですが、成城アルプス同様バタークリームを使ったタイプだけどクリームが軽いの。スポンジもしっとりふんわりでおいしい! ふわふわ系のロールケーキだと、横浜市都筑区の「SWEETS garden YUJI AJIKI」の「安食ロール」(1450円、税込)はクリームがしつこくなくて好きです。

編集O ……っていうか、お二人ともおいしいものの話をしてくれるのはいいのですが、写真を撮っていないってどういうこと? 読者さんからも「写真が見たいのに」というお声が届いていますので、次回からはよろしくお願いしますよ。

 また新たな食のプロにお薦め手土産をご紹介いただく予定ですので、お楽しみに!

今回、食のプロから教わった2品はこちら
文中の価格は、すべて2019年9月現在のもの
文中の価格は、すべて2019年9月現在のもの
左/近江屋洋菓子店 「フルーツポンチ」。旬のフルーツを甘さ控えめなシロップに漬けてある。贈答用箱入りリボン付き3294円、箱なし3132円(ともに税込)。持ち帰り専用のためオンラインショップからは購入不可。店舗は、地下鉄丸ノ内線、淡路町または都営新宿線、小川町から下車徒歩3分。

右/成城アルプス「モカロール」(Mサイズ1700円、税込)。薄く丁寧に焼き上げたモカ生地で、コーヒークリームをふんわり巻き込んだ大人のロールケーキ。Lサイズ2600円(税込)もある。店舗は小田急小田原線成城学園前からすぐ。オンラインショップからも購入可能。

取材・文/堀田恵美 写真/小野さやか イラスト/村澤綾香 取材協力/武田京子 構成/大屋奈緒子(日経ARIA編集部)

綱渕礼子
フードコーディネーター、フードスタイリスト
つなぶち・れいこ/江上料理学院で各国の家庭料理講座や企業料理講習会、レシピ開発、スタイリングなどを行い、2019年よりフリー。レシピ開発や撮影用調理、スタイリング、食育活動などを行うほか、料理講師も行っている。インスタグラムのアカウントは@reiko.t.table
ワタナベマキ
料理研究家
グラフィックデザイナーを経て料理家に。2005年より「サルビア給食室」を立ち上げ、現在は雑誌や書籍、広告などで旬の素材を生かした料理レシピを提案。著書に『料理家ワタナベマキが家族のために作るごはん』(主婦と生活社)など。