◇◆ 連載ピックアップ vol.38 「ARIAの手しごと」 ◆◇

着物をほどいて作る「着物服」 布が伝える手仕事の魅力

 伝統工芸、木工、靴作り、刺しゅう……。唯一無二の「手しごと」をなりわいとして選んだ女性たちに、仕事との出合いや世界観を聞かせてもらうのがこの連載「ARIAの手しごと」。今回は、一度着物に仕立てられた生地をほどき、日常着られる洋服を作り出している女性が登場します。古い着物に残る傷や染みさえも大切に生かしながら、生地に「第2の人生」を歩ませるという取り組みは、今の時代にこそ求められるものでしょう。

 5年前、彼女にこの仕事への扉を開くきっかけを与えたのは、横浜美術館館長だった逢坂恵理子さん(現在は国立新美術館館長)なのだそう。実はARIAでは逢坂さんにも過去のインタビュー『国立新美術館長「コロナ後の世界にこそ、アートが必要」』でご紹介しています。この機会に合わせてお読みください。とってもすてきな方です!

構成・文/大屋奈緒子(日経ARIA編集長)

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