◇◆ 見逃してませんか? 今週の注目記事7 ◆◇

サードプレイスが見つからない人へ 「三流」の道を進め

今年初の新連載、初回から多数の「いいね!」をいただきほっとしています。安田登さん、名前をご存じの方もいるのでは。『日経ヘルス』では能楽師でロルファーの安田さんが体の使い方を語っていたのですが、『日経おとなのOFF』では一転して「論語」を語り、3DCGにも詳しく、中小企業診断士の顔を持ち……。うーん、なぜこんなに次々と挑戦できるんですか? と疑問をぶつけてみました。すると「三流の道」を勧めているという思わぬ答えが。そのこころは……? 何かに挑戦する勇気が、きっと湧きますよ。


40代50代の会社員は転職よりも「FA独立」を目指せ

1月前半の特集、働き方がどうなっていくかを考える企画は、この記事からスタートしました。タイトルに入っている「FA独立」という言葉、気になりますよね。会社員ARIAさんには定年はまだ先のことでも、いつかは会社を離れるという事実がふとしたときに頭をよぎるのではないでしょうか。もはや転職よりも、フリーランスになる、会社をつくる、といった次のステップが気になり始めているあなた、経験を積んできた人には「FA独立」がお勧めだそうです。私も自分の将来をぼんやり考えました。


2021年の副業は「プロ人材」 オンラインで、地方で

こちらも1月前半特集から。記事のキーワードは「副業」と「プロ人材」です。ARIAがスタートしてもうすぐ2年になりますが、その間に副業(複業)を特集などで何回か取り上げてきました。雇用する側とされる側、それぞれの事情により関心が高まってきたのを感じますが、新型コロナ禍という思わぬ外圧が、副業の広がりを一気に加速させています。あらがえない変化という大波に、どうせならうまく乗っていこうじゃないか! そんな思いを持つ方を想像しながら最前線を取材しました。


菊間千乃 かっこいいキャリアより夢中になれるキャリア

今の20代、30代には「テレビなどで時々見る弁護士・菊間千乃さん」かもしれませんが、ARIA世代ならフジテレビの女子アナ(あえてこの言葉を使わせていただきました)として人気を集めていた菊間さんを誰もがご存じでしょう。そんな彼女がなぜアナウンサーを辞めてまで弁護士を志したか、その前になぜアナウンサーを目指したのか。華やかに見られがちなキャリアをどう切り開いたのかを語ってくれました。引用している「努力は夢中に勝てない」という言葉に、とても共感します。


小島慶子 一人過ごした年越し、つながりを改めて思う

新型コロナの影響で、年末年始にいつも一緒に過ごしている人と会えなかったという人は少なくないでしょう。私も父母や義父母のところへ顔を出すのを今回は見送りました。会えないとむしろつながりについて考えてしまうもの。小島慶子さんのコラムでは、日本とオーストラリアに分かれて暮らす家族のつながりについて、思いがつづられています。一度「家族」という形になった関係も、子どもの成長や夫婦の関係性の変化などで、変わっていって当然。むしろ、これからも同じままの関係を維持するのか? と常に問い続けていくものなのだ、と語る小島さん。最後の2段落に、じんとします。


50歳、親友が欲しい…は「シーン別友」で解決できる

ARIA世代の悩みに経験豊富な方々が答える人気連載「ARIA悩み丼」。回答はもちろん面白いのですが、悩みそのものも人それぞれで興味がつきません。今回は「何でも本音を話せる親友がいないが、今からつくるには?」という50歳女性の悩み。親友が欲しいと思わない私には、考えもつかない悩みでした。回答者は中瀬ゆかりさん。きっと「親友」とのエピソードを語ってくれるだろう……と思っていたら、意外にも「私が信用できるのは、孤独と添い寝できるような人」というお言葉。そして「シーン別友」を勧める回答に納得しました。シーン別友なら私にもいて、それぞれとっても大切な存在です!


新田恵利 92歳の母と「明るい介護生活」送る秘訣

「おニャン子クラブ・会員番号4番」の新田恵利さんもARIA世代。92歳のお母さんの介護を続けているそうで、7年目となる介護生活について語ってくれました。腰の圧迫骨折で20日間入院したのをきっかけに、急に認知症状が出るようになったお母さん。新田さんはショックを受け、悲しみにくれますが、今は前向きに介護を続けているそう。「上手に手を抜いて、思いつめないことが本当に大事」という言葉が心に残ります。今年はARIAでも仕事と介護の両立について、さらに深く考える予定ですのでご期待ください。