蓋を開けてみなきゃ、人にはどんな悩みがあるのか分からない。笑顔でステキなあのARIAさんも、40~50年も生きてりゃ悩みの1つや2つありますよね。さて、きょうはどんなお悩みが出てくるのでしょうか――。今回は、占いにハマる親友の行く末を案じる女性のお悩みに、元宝塚トップスターで女優の真飛聖さんがお答えします。
回答者:真飛聖さん(女優・元宝塚トップスター)
人には浮き沈みがある。誰かに頼る時期があってもいい
親友の方がどの程度、その占いにのめり込んでいるのか? もう少し様子を探ってみたほうがいいかもしれませんね。例えば、何を食べるにも、どこに行くのにも、すべて占師の先生の言う通りにしているとか。借金をしてまで講座やグッズに入れ込んでいるとか……。
明らかに言動や行動がおかしくなっていたり、健康状態も悪くなっていたりしたら、もちろん注意深く見てあげたほうがいいと思います。ただ、マロンさんの相談内容からすると、親友の方が必ずしも良くない方向に行っているとも限らないなって。今のところ彼女自身が元気で周りの家族にも迷惑をかけていないようであれば、あまり心配しすぎず、しばらく見守ってあげたらいいのではないでしょうか。
人ってどうしても感情の浮き沈みや人生のバイオリズムのようなものがあるから、時にはズーンと落ち込んだり、悩んだりする時期もあると思うんですよ。しかも心の奥に抱えている悩みって、身近な人にはなかなか言えなかったりする。あまり関係性が近くない第三者だからこそ、本音をさらけ出せたり、そこから解決策が見えたりすることもあるので、一時的に誰かに頼ることがあってもいいと私は思います。
それに占いが好きな女性って、結構多いんじゃないかなぁ(笑)。自分の今後の運勢とか、自分がどういう性格で何に向いているのか? とか、自分自身を探求したくなる時期って誰にでもあると思います。
実は私も……。