今年40歳を迎えたばかりのモデル・鈴木六夏さん。10歳の男の子を連れて、2016年に再婚。2017年には女の子も誕生し、ステップファミリーとして新たな家庭を構築中。今回は、ついに反抗期に突入した息子や家族への接し方について、話していただきました。

息子から「反抗期きたかも」宣言

 「僕、来たかもって思ってるんだよね。反抗期」

 ある朝突然の自己申告。息子14歳、ついに反抗期に入ったようです(笑)。とにかく、ちょっとしたことでムカついて、さらに私にだけイライラするそう。

 「それはそうだよ、いつも一緒にいるのはお母さんで、口うるさいし、お母さんに対して一番ムカつくのは当たり前だよ。私だって、悪いときもあるしね」と言ったら、「わかる(笑)」と(笑)。

 でも、ここまで正直に自分の気持ちを言えるようになったことに、すごく喜びを感じているんです。息子はもともと、平和主義で怒りを表に出すようなタイプではなく、言いたい気持ちをぐっと抑えて黙ってしまうような部分がありました。そんな息子が「言いたいことをきちんと言えるようになったんだなあ」って、ちょっと感激。

「言いたいことが言えるようになった息子に、成長を感じています」
「言いたいことが言えるようになった息子に、成長を感じています」

 だから私もちょっと変わりました。反抗期の人を相手にけんかするのは合理的じゃないし、もうそれだけ本人に意思があるってことだから、今まで「勉強いつするの?」とか、口出ししてきたことも、やめることにしました。あまりにやらないときは、「今日どうするの? 何時からやる予定?」って、やる前提で聞いたりはしますけどね(笑)。でも、もう一人の人間として、より尊重していかないとなあと思っています。