ピンチをチャンスに!「プラス受信」とは

家成 自律型人財の基本となる考え方は「プラス受信」です。すべての出来事は前向きに考えればチャンスとなり、後ろ向きに考えればピンチになり、自分の考え方次第で決めることができる。ピンチをチャンスとして捉えて、自分の出番にすればいい、という考え方です。

 研修では、「これは何のチャンスでしょう?」というシートに記入することで、ピンチをチャンスとして捉え、「プラス受信」の思考を身に付けるワークがありました。1グループ6人で話し合いをしたのですが、笑いが起き、とても楽しい雰囲気になりました。ワークを通して「ピンチをチャンスに」を体験することができました。

管理職同士のチームワークや結束が高まった

家成 何か問題が起こったときに、ピンチをチャンスに変えるプラス受信をして、自分は何ができたのか、自分で何ができるのかを考えるのが、自律型問題解決法です。

 自律型の人財を育成するためには、「見本」「信頼」「支援」が大切です。見本が7割、信頼が2割、支援が1割だそう。自律した人を育てるために研修を受けているのですが、管理職自身が自律した人になることも大切だと改めて気付きました。