「第1回日経ARIA読者交流会」では、ビジネスの第一線で活躍する女性読者が約70人集まりました。イベントの後半では、ゲストの世代・トレンド評論家の牛窪恵さんと、イイオンナ推進プロジェクト代表の網野麻理さんへ「恋バナ」の質問や、来場者全員が参加したグループワーク「私にとってARIAとは?」といった企画を展開。同世代の働く女性同士の気安さから、交流会は時間を経るごとにボルテージが上がり、予想を超える盛り上がりを見せました。

イベント後半では、二人のゲストに読者が直接質問、また読者同士の交流で会場の熱気は一段と高まった

パソコン通信で育んだ愛

羽生 ゲストのお二人へご質問をお受けしたいと思います。

読者 私は今、仕事が順調でお金もあり、私生活も充実しています。そうなると、結婚に興味がなくて今は自由を満喫しているのですが。お二人が結婚しようと思ったきっかけは何でしたか。

牛窪 私は、ストーカー被害を受けて困っているときに助けてもらったのがきっかけです。夫と初めて出会ったのは卒業旅行。その年に湾岸戦争がありまして、本当はヨーロッパに行くはずが近場のサイパンに行きました。

羽生 出会ったのは、大学生同士だったんですね。

牛窪 そうですね。それから、ずっとお友達でしたけど、90年代半ばから後半にパソコン通信を覚えたばかりで、そのときに……。

羽生 なんか時代が出ますね、湾岸戦争とかパソコン通信とか。

牛窪 私の周りでパソコン通信をしている人がいなくて、彼はシステムエンジニアだったのでよく知っていたんです。「ポストペット」とか。

羽生 それも、また懐かしい!

牛窪 実はストーカーに遭ったとき、当時の勤め先の同僚にも相談できませんでした。彼にパソコン通信で悩みを打ち明けたら、大阪に住んでいたのに相談に乗ってくれて。結局は「心配だから」と、会社を辞めてまで東京に来てくれたんです。

羽生 めちゃくちゃ優しいじゃないですか。そんな人、なかなかいませんよ。幸せ者っ。

「夫は記憶力がものすごくいいので、けんかの内容も、ごみの日もよく覚えていますね。『電池ごみはいつ』とか『缶はいつ』とか」と語る牛窪さん