羽生 ストーカー、浮気、離婚……って、のっけから重い話ばかりですね。でも、ARIAは、そんなタブーとされていることもすべて飲み込む度量のあるメディアですからご安心ください。
続いて、網野さん。「イイオンナ推進プロジェクト」代表って、思い切った名前を付けましたね。
自分らしく生きる人を応援するためイイオンナを始める
イイオンナ推進プロジェクト代表 網野麻理さん(以下、網野) イイオンナというのは、モデルのように容姿端麗で美しい女性という意味ではなく、ありのままの自分を受け入れて、強みを社会で発揮できる人のことなんです。私自身がそうなりたいと思ってきました。
というのも、私も牛窪さんと同じように女性が弱者となるような体験をしたり、自分に自信が持てなかったり、女性としての強みや自分らしさをなかなか生かせず、一歩踏み出せずにいた時期がありました。
そして就職して、いろいろな人たちと出会い、経験を積むうちに自分の道を見つけてこられたので、過去の自分と同じように悩みを抱える女性を応援したいと思ってこのプロジェクトを立ち上げました。
羽生 プロジェクトを始めて、何年くらいになるんですか?
網野 今年で8年ですね。毎年11月7日を語呂合わせで「1107」、イイオンナの日として女性が自立するきっかけになるイベントを実施しています。昨年は47都道府県、52カ所で同時開催しました。私の本業は企業の研修やコンサルで、イオオンナプロジェクトはライフワークですね。
羽生 ありがとうございます。ちなみに、お二人とも外見は年齢不詳ですけど、ARIA世代、つまり40-50代の大人女性……ということでよろしいですよね。
牛窪 はい、大丈夫です。網野さんも、そうなんですか?
網野 もちろん。25歳と19歳の子どもがおります。
羽生 えーっ、びっくり。そんなに大きいお子さんがいるように見えません。