「きれいにやせる」と話題のジムや「大人の学び」ができる教室、副業になりそうな趣味や、ひとり時間が充実しそうな休日の過ごし方――。いろいろ試したいけれど時間がつくれない「欲張りARIA」のために、ARIA編集部が編集費に頼らず、自腹を切って試してご報告します。身銭を切っているからこそ書ける「本音」コメント、きっとあなたのお役に立ちます!
ある日曜日のこと。リニューアルオープンした「両国湯屋江戸遊(東京都墨田区)」に行きました。6種のお風呂にサウナ、岩盤浴を堪能し、軽くビールを1杯飲んで帰ろうとしたところ「湯work」なるスペースを発見。
「えっこんなところに仕事スペースが?」とのぞいてみたら……なんとゆるーい館内着に身を包んだARIA世代女性が、日曜だというのにノートPCに向かって黙々と仕事をしているではありませんか! Wi-Fiが飛んでいる上に、テーブル上にはコンセントとUSB差し込み口が完備。「サウナ会議室」と名付けられた会議室まであってビックリ。
えっ「コワーキングサウナ」がはやっている?
早速サウナ通の友人に報告すると、「コワーキングスペースを備えたサウナ、通称『コワーキングサウナ』がはやりつつあるんだよ!」とドヤ顔で返答。サウナで仕事をするわけじゃないのに(PCがすぐ壊れそう)、通称「コワーキングサウナ」。めちゃくちゃ気になるワーディングです。これは行って試してみなければ! 学生時代に温浴施設で働き、サウナ、銭湯、スパには一家言ある記者が「コワーキングサウナで仕事がはかどるのか?」を試してきました!
選んだのは、2018年のリニューアル時にコワーキングスペースを併設し「コワーキングサウナの元祖」といわれる横浜駅直結のスカイスパYOKOHAMAです。
到着したのは14時ちょうど。すでにひと仕事終えて疲れていたので、まずはお風呂へ。昼間のお客さんはまばらで、女湯は10人ほど。高濃度炭酸泉、ジェットバスに静かにつかります。サウナにはまだ入らず、レトロな館内着に着替えてコワーキングスペース「KOOWORK(クーワーク)」に向かったのは、14時45分。黙々と仕事に励む先客(全員レトロな館内着を着用)は男性8人、女性1人。早速カウンター席に陣取って、私もPCを開きました。
仕事を始めておよそ15分。他のコワーキングスペースやカフェで仕事するのとは大きく異なる点に気付きました。