40代、50代に、肌の変化や体力の衰えを感じる人は少なくありません。そんなときこそ、美容の習慣や体のケアを見直す時期です。40代半ばから重い更年期症状に悩まされ、心身との向き合い方を日々アップデートしている美容家・山本未奈子さん。第2回では、日常のスキンケアやヘアケア法、バスタイム美容など、アラフィフ世代にとって本当に必要な美容法について詳しく聞いていきます。

(1)肌が急に変化する更年期 スキンケアより大切なこと3つ
(2)40代からの肌投資は美容液に集中、他はプチプラOK ←今回はココ
(3)山本未奈子 3度の入院、47歳更年期不調との向き合い方

スキンケアの要は「保湿」。中でも、1点投資するなら?

 前回お伝えした通り、美肌は「食事・運動・睡眠」といった基本的な生活習慣が支えています。そのうえで、日々のメンテナンスとして行うのが毎日のスキンケアです。

 40代、50代は、シミやくすみ、シワ、たるみといった肌の悩みが自覚的に現れてくるタイミング。「特別なケアを始めなければ……」と考える方もいるかもしれませんが、基本的には保湿さえできていれば、ほとんどの肌悩みを改善することができます。

 ただし、保湿の本当の意味は「水分を補う」ことではなく、「肌の内側に水分をためておける肌になる」こと。だからといって、化粧水を2度づけしたり、毎日シートマスクをしたりといった時間と手間をかけたスキンケアを行う必要はありません。どれか1点投資だけするなら、「美容液」にお金をかけることをお勧めします。

 スキンケアの成分には水溶性と油溶性のものがあり、一般的に水溶性成分はスピーディーに、油溶性成分はじっくりと肌に浸透していきます。美容液は両方をバランスよく配合できるものが多いので、肌の悩みに対してダイレクトにアプローチしやすいのです。

 その他のアイテムはどうでしょう?

「化粧品選びで最も優先させるべきアイテムは、美容液です」(山本さん)
「化粧品選びで最も優先させるべきアイテムは、美容液です」(山本さん)