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40歳からのセルフリードの極意

会社に尽くしてきた人は「キャラ変」しないと迷子になる

40代からはキャリアチェンジの前にまず「キャラ変」を。自分で自分を育てる力=セルフリードを身に付けよう


他人や組織に頼らず、自分で自分を成長させるにはどうすればいいか。リーダーを育成する「コーチのコーチ」として、また組織変革のコンサルタントとして活躍する中竹竜二さんが提唱するのは「セルフリード」です。40代以降のキャリアを主体的に築くために必要なセルフリードとは何か、どのように身に付けられるかを全3回で解説します。第1回は、これからをしなやかに生き抜くための重要な気づきにつながる「キャラ変」について聞きました。

(1)会社に尽くしてきた人は「キャラ変」しないと迷子になる ←今回はココ
(2)過剰な「自分褒め」は危険 ネガティブな自分を認めよう
(3)自分を観察し振り返る毎日の習慣で見えるもの 中竹竜二

これまで頑張ってきたからこそ迷う。そんな人に必要な力

 突然ですが、「セルフリード」という言葉を聞いたことはありますか? おそらく「ない」と思います。セルフリードは私の造語だからです。なんのためにつくった言葉かというと、真面目に頑張り、頑張ってきたからこそ迷える人たちを支えるためです。

 セルフリードとは、読んで字のごとく「自分で自分を育てる力」のこと。キャリアを積み重ね、ある一定のステージに立った人には特に必要な力であると私は考えています。

 経験が浅い頃は、明確な目標を与えられて、言われた通りのやり方で仕事を進めれば評価されていた。やがてキャリアを積み重ねるうちに、目標そのものの設定から目標達成の方法までを任せられようになり、ふと不安になる瞬間もあるのではないでしょうか。「本当に私のやり方でいいんだろうか」「何を目指したらいいのか、分からない」と。

 あるいは、急激な経済情勢の変化の影響を受け、こんな不安の中にいる人も少なくないでしょう。

 「会社が最近、『将来のために積極的にスキルアップに励んでください。興味のある分野で力を磨いてください』と言い出した。自分の興味なんて、仕事では考えたこともなかったのに……」

 戸惑うのは当然です。これまでの日本の企業社会では、「与えられた課題に忠実に向き合い、上から与えられた指示を全うする」という行動がよしとされ、評価されてきました。“個”の関心は打ち消してこそ美徳。「ないもの」とされてきたも同然なのですから、「興味のあることを学んでください」「好きなことを見つけてください」と急に言われても困ってしまうわけです。

 逆に言うと、そんな悩みが深い人ほど、これまでの企業社会で真面目に仕事に取り組み、成果を出してきた人なのだと思います。

「現状を変えたいと思ったとき、キャリアチェンジというリスクを伴う一手を打つ前に、まずはキャラをチェンジしてみてください。なんといってもノーリスク。新たな自分が見つかるはずです」。最新刊『自分を育てる方法』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)には、セルフリードの具体的な方法が書かれている
「現状を変えたいと思ったとき、キャリアチェンジというリスクを伴う一手を打つ前に、まずはキャラをチェンジしてみてください。なんといってもノーリスク。新たな自分が見つかるはずです」。最新刊『自分を育てる方法』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)には、セルフリードの具体的な方法が書かれている
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