もち麦は白米に加えるよりも100%にして
「水溶性食物繊維が豊富なもち麦を主食に取り入れるのも手です。白米に加えて炊くことが多いですが、急に増えた体重を元に戻すには、もち麦100%がオススメです。もち麦だけでも白米のように炊けます」(藤井さん)。炊飯器に洗ったもち麦2合を入れて、水加減を白米2合を炊くときと同じ分量にして普通に炊きます。冷蔵で3日、冷凍で1カ月保存できます。
そのほか、「低カロリーでかさ増し」食材として、シラタキも活用しましょう。かさ増しには、シラタキを小さく切ってゆで、ポン酢とゴマ油で30分以上漬けた「シラタキのポン酢あえ」が便利。このポン酢あえに、生野菜を加えるだけで、一品になり、カロリーをぐっと減らすことができます。
前のページで紹介した高野豆腐のチーズトーストの写真で、右下に入っているサラダは、シラタキのポン酢あえをトマト、キュウリ、枝豆、青ジソとあえた簡単なサラダです。
※近日公開の次回記事では、ヨーグルトを料理に使うレシピを紹介します。
構成・文/白澤淳子(日経ヘルス編集部)、川端浩湖 写真/野口健志 スタイリング/大畑純子
管理栄養士、料理研究家
藤井恵著。腸にいい3つの食材の食べ方から、食物繊維たっぷりの常備菜、時短になる味付け冷凍術など、藤井さんのワザを多数紹介。骨や貧血対策など目的別の献立づくりまで分かります。
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