峠4:別れるまでに大変だったこと

特になし。ペットのことで少しだけもめる

人生設計を立てるのはやはり必要だったのかも

 離婚を切り出したときには、彼からは離婚したくないとの返事でしたが、その後すぐに分かってもらえました。彼も私も相手にそこまでの執着がなかったのですね。結局、愛情もそれくらいだったのかなと少し寂しく思いますが……。なので、別れるまでに特に大変だったことはありません。唯一、ペットをどちらが引き取るかで少しもめましたけれど。

今の心境は?

 もし、新婚当時の自分にアドバイスできるとしたら、まずはお互いの収入を申告しあって人生設計を立てたほうがいい、と伝えたいです。

 夫婦で旅に行くために2人で積み立てしようとか、貯金をして家を建てようとか、子どもはいついつまでに作ろうとか、小さなことでいえば日曜夜には一緒に食事しようとか。そういう家族っぽいことが必要だったのかもしれません。やりたいだけ仕事をして、飲みたいだけ夜遊びして、友達と旅行に行って……お互い、自由にやり過ぎたのかもしれません。

 夫婦としての責任と義務を果たせる仕組みを作っておかないと、こういう結末を迎える夫婦はいるだろうなと、今なら冷静に分析できます。

束縛し合わない関係はいいけれど、一歩間違えると「無関心」につながると知りました
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取材・文/小泉恵里 写真/PIXTA