私たちは兄弟みたいな関係だったのだと思います。子どもがほしいとか家を建てたいとかいう目的は特になくて、ぼんやりとした気持ちで結婚してしまった。人生の計画も立てないし、子どももいつでもできると思って焦りがありませんでした。

峠3:実際に離婚するまでの行動

それでもダラダラ5年が経過。40歳を過ぎて行動を起こす

浮気疑惑のメールを見ても何とも思わず衝撃

 離婚しようと決めたのは、この人と一緒にいる意味は? と思ったことがきっかけでした。40代に入って少しした頃、ふと彼との10年の結婚生活を振り返って「これで結婚しているといえるのだろうか」と自問するように。結婚5年目くらいのとき、バリ島旅行の一件などがあり「こんな生活はおかしいのでは」と思ったこともあったけれど、その後犬を飼うことによって母性も満たされてさみしくなかったし、快適で自由過ぎる生活にまひしていたんでしょう、そこからズルズルと5年が経過していました。

 あるとき、彼の携帯に浮気疑惑のメールを見つけましたが、何の嫉妬心も起こらない自分に気付き衝撃を受けました。自分は妻として、浮気のことを夫に尋問すべきなのか? と思ったときに「面倒くさいな」と思ってスルーしたんです、何事もなかったように。お兄ちゃんが誰と付き合っていても妹である私には関係ない……例えるならそういう気持ちです。

浮気の疑惑を見つけても、「そうか…」と思っただけで、何の嫉妬心も起こらない自分に衝撃
浮気の疑惑を見つけても、「そうか…」と思っただけで、何の嫉妬心も起こらない自分に衝撃