今の夫とは「親しき仲にも礼儀あり」で

今の心境は…

 離婚後しばらくして、会計士だった彼と同居生活を始め、1年ほど前に再婚しました。3人で新たなスタートを切るにあたって大切だなと思った言葉は「親しき仲にも礼儀あり」。お互いにいい関係を保つためには、まずきちんと話すことが大切だということです。ちょっとしたほころびや違和感があったときは話し合うことで、トラブルになるのを回避することができます。

 娘にも早い段階で正直に話したことは良かったと思います。もしも隠したり、事実を曲げて話したりしていたら、今のような関係は築けていなかったと思います。新しい夫との生活も安定してきました。趣味も多く、何でも自分で決断する頼りがいのある彼を、一生のパートナーとして選んで良かったなと思っています。娘への教育も、甘く育てがちな私よりも熱心にしつけしてくれます。

 でも、娘には「どうして○○(新しい夫のこと)を選んだの? パパの方がかっこいいのにー!」なんて冷静に言われることもありますよ(笑)。今は新しい家族3人で仲良くやっていますし、娘は周りの友達に「これは新しいパパで、本当のお父さんはほかにいるんだよ」とあっけらかんと話しています。これから思春期を迎えたときに、複雑な気持ちになったりすることもあるかと思いますが、これからも娘には正直に何でも話そうと思います。

 自分の娘の気持ち、選んだ彼のことをすべて受け入れていくことが大切だなと思いながら、生活しています。

取材・文/小泉恵里 イメージ写真/鈴木愛子