キャリアの軌跡が集結する、最高の仕事場

 「自分の機嫌を直すためのピットイン」であると同時に、この住まいは演出家・鈴木裕美としての仕事場でもある。「仕事をする場所が決まっているわけではなく、ソファも、お風呂も、ダイニングテーブルも、家中至るところが仕事場」という言葉通り、鈴木さんのキャリアの軌跡があちこちに。

玄関からリビングへ抜ける廊下。廊下というより鈴木さんのキャリアの軌跡が集結した資料室といった風情。これまで手掛けてきた舞台の資料が整理整頓され、陳列されている。ここに座り込んで資料を読み始めると、あっという間に1~2時間経ってしまうとか
玄関からリビングへ抜ける廊下。廊下というより鈴木さんのキャリアの軌跡が集結した資料室といった風情。これまで手掛けてきた舞台の資料が整理整頓され、陳列されている。ここに座り込んで資料を読み始めると、あっという間に1~2時間経ってしまうとか
チケット完売で毎回当日券を求める行列ができたと話題になった『かもめ』(新国立劇場)に登場していた、小道具のかもめ。壁のカリフラワーの絵は鈴木さんが自分の劇団の公演用フライヤーのためにずいぶん昔に自分で描いたもの
チケット完売で毎回当日券を求める行列ができたと話題になった『かもめ』(新国立劇場)に登場していた、小道具のかもめ。壁のカリフラワーの絵は鈴木さんが自分の劇団の公演用フライヤーのためにずいぶん昔に自分で描いたもの