日本の富裕層に支持され創刊60周年を超える総合婦人誌で、約25年にわたり美容とメディカルを担当してきた鹿田真希さん。美容医療ということが世の中にまだ浸透する以前から最先端のメディカルビューティーの現場で取材をし続けてきた凄腕編集です。細やかな読者ニーズを捉えながら、本当のことをお伝えしようと、自身でも体験をしながら編集をしてきた情報強者。美容医療も多く試してきた鹿田のお姉さまに、ARIA世代の代表として「美容医療」とのつきあい方について羽生祥子編集長がインタビュー。濃縮した全4回シリーズでお届けします。

(1)印象攻略も仕事のうち。美容医療は賢い選択か ←今回はココ
(2)女医に聞く、美容医療の訪問適齢期
(3)「なりたい顔」をオーダーする方法 気になるコストとメンテナンス
(4)「自分の顔の仕様計画書」を作成するためのアドバイス

管理職は「美容はマナー」と心得るべき

羽生編集長(以下、羽生) ARIA読者の4割が管理職です。皆さん努力家で、仕事では実績もある。しかし、人前に立つ機会が急に増えた途端、「自分の容姿に自信がない」と本音をもらす方もちらほら。実際、私もテレビ出演をはじめ、大画面のスクリーンに自分の顔が大写しされるステージに立つ機会が増えました。そんなある日、某テレビ局でメイクさんに画面映えするメイクを勧められたので「女優じゃないんで、ファンデーションだけで結構です」と返したところ、「あのね、テレビに映るのに、ファンデーションだけなんて、裸で銀座を歩くようなものですよ。それが許されるのは綾瀬はるかか、広瀬すずくらいです」と言われて絶句&猛省してしまったんです。

鹿田真希さん(以下、敬称略) 確かに、初対面で人と会うのに、素のままはもうまずいでしょう。ましてや、部下を率いる立場の皆さんの顔は「看板」です。エグゼクティブクラスの女性にとって、「美容はマナー」と心得るべきでしょう。

羽生 ありのままで勝負する立場ではもうない、と? ノーファンデは自慢にならないと?