自分時間が増え、家族やパートナーとの距離感が変化し始めるARIA世代。そんなARIA世代にとっての「幸せ住まい」とは、どんな住まいなのでしょうか?「幸せ住まい」について研究している積水ハウス住生活研究所長の河崎 由美子さんに、ARIA世代にとっての「幸せ住まい」の作り方を解説してもらいます。

「幸せ住まい」について研究している積水ハウス住生活研究所の河崎由美子所長

 皆さんは、住まいにおいて「LDK」という概念にとらわれてはいないでしょうか。これまでは、キッチンで調理し、ダイニングで食事し、リビングで団らんする、というように、それぞれの空間を使っていました。ところが、近年はリビングでの過ごし方に変化が表れてきています。これからの時代のリビングは、食べる・学ぶ・くつろぐ…など、さまざまなシーンを受け止める、心地よい「多用途空間」になっていくと考えています。

 積水ハウス住生活研究所の調査では、リビングについて次のような結果が得られました。

リビングが広いと、どのような効用があると思う?という質問に「家族が自然と集まる」と答えた割合
広いリビングに住んでいる方ほど、「家族が自然と集まる」ことを実感しています。(リビングアンケート調査/住生活研究所調べ、2019年、n=1020)

リビングで一緒にすることと思い思いにすること(リビングアンケート調査/住生活研究所調べ、2018年、n=898)

最も重視する時間は?(共働きファミリー調査/住生活研究所調べ、2018年、n=1560)