「子どものいない夫婦がフツーに仲良く暮らしていくお手本を知りたい」――これまでもさまざまな「家族のカタチ」を取材してきたエディター・宮本恵理子が、ARIA世代の友人の一言をきっかけに始めた、パートナーシップ連載「夫婦ふたり道」。今回は、街中のカフェで開催するオープンゼミの「カフェゼミ」が話題の大学教授・長岡健さんと、眉専門サロン「mime」オーナーとして活躍している川島典子さん夫妻に、毎月夫婦で食事をしている特別な場所で話を聞きました!

(上)「変わった人」同士の夫婦 軽めの対話でうまくいく←今回はココ
(下)夫はがんサバイバー これからは社会のために生きたい

法政大学経営学部教授の長岡健さんと、眉専門サロン「mime」オーナーでFLOW代表取締役の川島典子さん夫妻

出会いはバブル期の「合コン」です

―― 健さんは組織論を研究する大学教授で、典子さんは美容サロンオーナーのご夫妻。まったく違う分野でご活躍ですね。出会いのきっかけは?

健さん  いわゆる「合コン」です。僕たち、バブル世代なので、20代の頃は毎晩のように合コンに参加するのがフツウだったんですよ。

典子さん そうそう。合コンに次ぐ合コン(笑)。彼と初めて会ったのは社会に出て間もない頃で、当時彼は保険会社で働いていたんだよね。「サラリーマンらしくない、変わった人だなぁ」と思いました。

健さん  僕も彼女の第一印象は「変わった人」でした(笑)。結構、ズバズバとモノを言う人だなと。

長岡 健(ながおか たける)
法政大学 経営学部 教授
1964年東京都県生まれ。89年慶応義塾大学卒業後、第一生命保険相互会社(当時)に入社。国際企画部門を経て92年より英国ランカスター大学マネジメントスクールに留学。帰国の1年後に同大学博士課程に再留学。96年より産能大学経営情報学部講師(当時)、2007年に教授就任。11年より現職。研究テーマは創造的なコラボレーションのデザイン。学生発信を主体とした「カフェゼミ」運営も話題。著書に『ダイアローグ 対話する組織』、『企業内人材育成入門』(共にダイヤモンド社・共著)など
川島典子(かわしま のりこ)
FLOW 代表取締役
1965年東京都生まれ。国立音楽大学卒業後、和光に入社。外商部に6年勤め、結婚を機に、長岡氏の留学先の英国で、半年ほど専業主婦生活を送る。帰国後に、PR代理店、化粧品会社PRを経て、眉専門サロン「mime」をオープン。眉コスメ「LyuVie」を開発、販売。2015年には漢方療養士上級スタイリストの資格を取得。内側と外側の両面での美容・健康情報に精通する