あなたのメイク、20年前と同じではありませんか。メイクアップアーティストの関野里美さんに、どんな場面でも浮かず、「魅了する」ことができるメイクをパーツ別に動画で解説してもらいます! 2回目は眉毛が薄い人、濃い人などパターン別に、自然な眉毛の描き方を3種類の動画でお伝えします。
(1)一重、二重… タイプ別アイラインで目力UP!【動画】
(2)自然な眉を描ける2つのアイテム使い 好印象に【動画】 ←今回はココ
(3)女性らしさも元気な印象も チークで自在に演出【動画】
こんにちは。メイクアップアーティストの関野里美です。第2回は、眉の描き方をお伝えします。顔の印象を決める眉ですが、顔の中で唯一形を整えることができる自由度の高いパーツであり、だからこそ美しく描くのが難しいともいえます。もともとの眉の濃さによって、使うアイテムや描き方は変わってきます。タイプ別に自然になじむ魅力的な眉の描き方、早速動画で見てくださいね。
【しっかり眉】パウダーとアイブロウマスカラでふんわり眉に
眉の濃い人は、リーダーシップがあり、意志が強そうという印象を与えがち。きつい印象になりがちなので、少し自然な肌色にぼかすことで、柔らかく、親しみやすい印象にすることもできます。
最初からアイブロウペンシルで描くのではなく、パウダーで色を入れていきます。パウダーは髪の毛の色と、目の色の中間色を選ぶといいでしょう。しっかりした眉の人は、パウダーが眉毛の間に入りにくいため、毛が長めのものやコシがしっかりしたブラシを使いましょう。
パウダーを入れる段階で、眉山の位置を意識します。眉山は瞳の外側と、目尻のちょうど中間あたりの位置。そこから眉頭に向けて、多少眉毛を逆立てる感じで、曲線を意識してブラシを動かします。次に、今度は眉山から眉尻に向けて、同じく曲線を描くようにブラシを動かします。
ペンシルでなくブラシで描くことによって、柔らかい雰囲気に仕上がります。
次にアイブロウマスカラで眉の色味を全体的に統一します。バックコームという毛を逆立てるような使い方をすると、眉毛一本一本に色が付き、柔らかいふんわり眉毛が完成します。
好みで最後にまたパウダーを眉山のあたりに重ねると、眉毛に立体感が出て、きれいなアーチの形が出せます。もともとある眉毛の毛の流れを生かしながら形を作ると、強くなり過ぎず優しい形に仕上がります。動画で詳しく見てみましょう。