熱狂的人気のロックバンド「マキシマム ザ ホルモン」のナヲさん(ドラムと女声と姉)は、「二言目には更年期」というほど、更年期や女性ホルモンに興味津々。バンド名にホルモンが入っているのに、女性ホルモンに無知でいいの? いや、いいはずがない! 人気絶頂期にライブ活動を休止して妊活に専念した経験も持つナヲさんが、婦人科医の善方裕美さんに疑問をどんどんぶつけます。ためになって笑える5回シリーズ、第2回は「更年期障害になりやすいタイプ」「低用量ピル」についてです。

母の更年期が重いと、娘も重い?

ナヲさん(以下、敬称略) 先生、前回の「女性ホルモンの揺らぎ」の話、とても参考になりました!

 もう一つ、聞きたいことがあります。友達と話していると、「母親の更年期が重いと娘も重くなる」とか「更年期障害を感じやすい性格がある」っていう話題もちょいちょい出ます。つわりも親に似ると聞いていて、実際、私も母親と同様、つわりは軽かったので、そういうの関係あるのかねぇーって。

学生時代にドラムをたたいていた善方さん(左)は、ずっとナヲさん(右)が気になる存在だったとか。第1回の赤裸々な尿漏れ告白に続いて、今回も「声に出して読みたいナヲ語録」が冴えわたっています!

善方裕美さん(以下、善方) 親子で更年期症状が似る、というのは都市伝説ですよ。でも、更年期障害を起こしやすい性格というのはあります。例えば頑張り屋さん、真面目な人、完璧主義な人、神経質な人。ま、いっか~と楽観的に考えられない人ですね

ナヲ えっそれ、まんま私です(笑)!

善方 アハハ。もう一つ大きくかかわってくるのは環境因子ですね。50歳前後という年代は、職場での重圧、子どもの巣立ち、両親の介護などの環境的ストレスが増えてきて症状をひどくする原因になります。

更年期障害には、(1)女性ホルモンの減少、(2)環境のストレス、(3)更年期障害を起こしやすい性格の3つの要因が、大きく関わっています