京都の最旬土産・スイーツ編　食通が認める厳選6品

あんとバターとくるみがチャバタの中で三位一体

「あんバターチャバタ」330円（税込）。なめらかなあんとチャバタ生地、バターの風味がよく合う

　季節感ある上生菓子や焼き菓子といった和菓子に加え、人気なのがあんバターチャバタ。素朴なチャバタ生地で、なめらかなあん、塩味の利いたバターとくるみをサンドしたもの。それぞれの個性が一つに合わさって、口のなかでハーモニーを奏でるよう。お土産にするなら帰る直前に、新幹線のなかでパクリといくのもいいですね！　

京都の和菓子界の定番になった「新しいらくがん」

「animal」6個780円。はりねずみ、かば、あしか、ぞう、ぶた、ろばなど8種類の中から6個をセレクト。パズルのようなデザインの「drawing」 20個780円（いずれも税込）

　和三盆糖で作る上品で洗練された伝統和菓子に独自のアレンジを加え新しい風を吹かせる「UCHU wagashi」。和三盆糖の風味と口溶けを大切にしながら、どこにもない新しいデザインやスタイルを取り入れたらくがんは、今や京土産の定番といっても過言ではありません。

　私のお気に入りは、8種類のキュートな動物のらくがん「animal（アニマル）」。和三盆糖をベースにココアとバニラフレーバーを合わせた新味。箱を開けると、今にも動き出しそうなかわいい動物たちが並んでいます。

　ピースを組み合わせて自分だけの形を作りながら味わう「drawing（ドローイング）」や、らくがん、金平糖などの詰め合わせ「fukiyose（ふきよせ）」は、発売以来人気の商品です。