時間に追われる忙しい毎日も、仕事でうまくいかないことがあったときも、「あの人」のことを思えば頑張れる…。いくつになっても「好き」は私たちにポジティブなパワーを与えてくれます。何かと責任を負う場面が多くなった今のほうが、日常とは別の世界にいる誰かを愛で、夢中で追いかけるひとときがより尊さを増すのではないでしょうか。ARIA世代の女性たちが、大好きな「推し」への愛をたっぷりと語ります。

 「ああ、今日は大変な会議があって気が重い」「昨日の疲れが取れなくてだるい……」仕事にプライベートに日々忙しいARIA世代、すっきり起きられない朝も時にはあるだろう。でも、人材会社で地方自治体の就労支援の仕事に携わる小林京子さんに限っては、これは全く当てはまらない。毎朝起きてテレビをつければ、どんなゆううつな気分も吹き飛ばしてくれる「推し」に会えるからだ。

 その人物とは、気象予報士の依田司さん。テレビ朝日系列の朝の情報番組で長年お天気コーナーを担当し、現在は「グッド!モーニング」(月~金の4時55分~8時)で毎朝様々な中継先から天気予報を伝えている。

「依田さんのお天気中継を見るとパワーが湧きます。毎朝、イベント感が味わえるっていいですよ!」と話す小林京子さん

毎朝5時台起床 「依田さんチェック」は私の任務

 「依田さんの中継は5時台、6時台、7時台にあります。1回目の5時40分前後に合わせて起きて、その日の中継先がどこかをチェック。これが私の『任務』なので絶対早起きできるし、依田さんの天気予報を見たら、どんなに気分の重い日でも『よし、頑張ろう』と気持ちを切り替えられます

 昔からずっと朝はテレ朝派という小林さんにとって、依田さんはお天気キャスターとしておなじみの存在だったが、7年くらい前から、「テレビをつけたら依田さんがいる」が、「依田さんを見るためにテレビをつける」に変わったという。そして毎朝、依田さんがどこから中継するかをドキドキしながら見るように。その理由は……。

 「その日の朝、番組内の1回目の放送で『今日は○○にいます』というのを聞いて、その日依田さんがどこに行っているかが初めて分かります。自宅の近くだった場合、出勤時間を考えて、間に合いそうなら残りの中継を見るために現地へ出掛けるんです