新型コロナウイルスの感染拡大により家で過ごすことが増え、料理をする機会が増えていますね。せっかくですから、おいしい手作りご飯で気分を上げていきましょう。もし、ゆっくり料理する時間が取れない、または料理のアイデアが浮かばないという人でも大丈夫。進化したレシピアプリを使えば、どれも解決です。今回は、ユーザーのニーズをがっちりつかんでいるレシピアプリを3つ紹介します。

冷蔵庫にある食材から最適なレシピをAIが提案

 献立を考えるとき、まずは冷蔵庫の中に何が入っているかを考えますよね。肉、魚、野菜……と、食材を組み合わせていくと、つい同じメニューになってしまいがちでは? そろそろ傷んでしまう食材に気づかず、無駄にしてしまう「フードロス」も頭が痛い問題ですね。

 そんな課題を解決するアプリが「pecco」です。peccoは冷蔵庫にある食材を登録しておくと、その食材から作れる和食、洋食、中華などのレシピを提案してくれます。レシピの数は1万2000以上あり、利用者が選んだレシピをAIが学習していくので、アプリを使っていくうちに好みのレシピが提案されるようになります。また、賞味期限が切れそうな食材があるときは優先的に使えるレシピを表示したり、通知でお知らせしてくれたりもします。

 冷蔵庫の食材をまめに登録する手間はありますが、選んだレシピに合わせて食材を使うと登録した量が自動的に減っていくなど、使いやすさが工夫されています。私は3~4日おきに食材を買い足すのですが、冷蔵庫を見る前にアプリでおすすめレシピを見て、提案される料理が少なくなったら買い物に行くという目安に使いました。仕事帰りの買い物でも、家にある食材を間違えて買ってしまうといったミスが防げたのも助かりました。

 それでは、次のページから使い方を説明します。