話題沸騰の音声SNS「Clubhouse(クラブハウス)」、皆さんはもう使っていますか? 有意義なパネルディスカッションが聞けたり、友人との雑談に使ったりとさまざまな楽しみ方ができます。今回はClubhouseの魅力や使い方をご紹介します。

 「Clubhouse招待して」「Clubhouse始めたら寝不足」……音声でコミュニケーションするSNS「Clubhouse」が旋風を巻き起こしています。著名人や芸能人、ミュージシャンもClubhouseに続々と参加、ユーザーが集中する時間帯にはサービスが不安定になるほどの盛り上がりです。

 Clubhouseはなぜそれほどまでに人々をひきつけているのでしょうか。

「何が起きるか分からないライブ感」がクセに

 Clubhouseは音声だけのサービスです。つまり、「話す」「聞く」だけ。「いいね!」ボタンやテキストのコメント機能もありません。「話すのは苦手」という人もいると思いますが、その場合はずっと人の話を聞いているだけでもOKです。

 他のSNSは、文章や画像を共有するため「目」を使いますが、Clubhouseは「耳」を使います。ラジオを聞きながら作業をするときのように、Clubhouseを聞きながら家事や雑務をこなすことができます。今まではラジオや音楽を聞くことしかしていなかった「耳」を活用できることが人気の理由の1つです。

 また、Clubhouseでは著名人や専門家がパネルディスカッションをするなど、有意義な「room(ルーム)」が数多く開かれています。通常であれば有料で行われるような内容でも、始まったばかりのClubhouseで試しにやってみようと公開されているケースもあり、今だけのお得かもしれません(Clubhouseはアプリのダウンロードも、利用するのも無料です)。

 そしてClubhouseは飛び入り参加で発信側のメンバーが変わります。主催者だけで始まったroomでも、途中で参加してきた人によって大きく盛り上がったり、新たな視点が加わったりと、一般的なパネルディスカッションとは異なる展開になりやすいのも特徴。この「何が起きるか分からないライブ感」から、ついつい聞き続けてしまうのです。

 「聞くだけでは物足りない」という人は、挙手すれば話す側になることができます。パネルディスカッションでは質問タイムを設けていることが多いので、積極的に参加してみましょう。

 さらに深くClubhouseを楽しむには、自分でroomを開催してみることです。仕事仲間と情報を発信することで、新たな仕事が生まれたり、人脈が広がったりする可能性があります。TwitterとInstagramのアカウントをリンクできるので、他のSNSでもつながってメッセージを含めた交流をすることもできます。