責任ある立場のARIA世代は現場の中心にいるからこそ、部下や後輩、同期や上司、ママ友…に常に見られています。なのに、イマイチ決まらないメイクや増えていく白髪、ラインが崩れつつある後ろ姿に気づいた途端、失速してしまった経験はない? 自信回復につながる「美」のアップデート法を一挙紹介します。

 美の3大アップデート特集の最終回では、毎日の肌のお手入れ法をアップデートします。
 皆さんは朝晩のスキンケアの手順について、正しく行っている自信がありますか?

 「年相応のエイジングケアコスメを使っているから大丈夫」「目立った肌トラブルもないので問題なし」。そんな自己評価が本当に合っているのかどうか知る手掛かりとして、専門医が診断してくれる「美肌ドック」があります(自由診療)。そこで、読者代表として、日経xwomanアンバサダーの鶴賀奈穂乃さんに体験してもらいました。

体験者はこんなプロフィール
鶴賀奈穂乃さん(43歳)

・20代はヨーロッパで4年間過ごし「白いのは不健康」というフランスマダムの価値観に影響されて、UV対策をしなかった
・30代のほとんどをグアムで過ごし、褐色の肌が当然の現地になじんでUV対策をしなかった
・日本に戻ってからは、グアムに比べて気候が乾燥していることや、シミが出ないかと心配
・日々のスキンケアは洗顔と手作り化粧水とアルガンオイルのみ。UV対策はあまりしない

 一見、肌トラブルはなさそうな鶴賀さん。でも、日差しの強いグアムで9年間もUV対策なしって、さすがに大らか過ぎやしませんか? と思いつつ、「肌年齢が10歳オーバーでした」くらいの結果が出てくれたほうが、正直、編集部的には大変おいしいので、楽しみです。

 それではさっそく、美肌ドックの受診スタート。鶴賀さんにはメイクを落としてもらいました。

ここはすてきなホテル? と勘違いしてしまいそうな、衣理クリニック表参道の施術ルーム。メイクをすべて落とします
ここはすてきなホテル? と勘違いしてしまいそうな、衣理クリニック表参道の施術ルーム。メイクをすべて落とします

 すっぴんになったらいよいよ、何も塗らない状態の素肌をあらゆる角度から調べていきます。

次ページからの内容
・UV対策してこなかった肌の状態は?
・肌年齢は驚きの実年齢プラス○歳!
・選んではいけないクレンジング剤
・今すぐ始めたい「ダブル○○○」