社内外に相談できる相手を見つけて飲みに行く

端羽 2018年の初めは30人だった社員は、2018年が終わるときには60人になりました。組織が大きくなり、ワークフローがしっかりしてきて「自分とみんな」だったのが「自分とリーダーとみんな」のように、階層ができてきました。若い社員との間に距離ができて、でもリーダーを育てるためには私が口出ししすぎてはいけない気もするし。自分の意図とは違うように部下に伝わって戸惑うこともあります。

 2段階のマネジメントが必要だなと感じています。組織が大きくなる上での苦しみだと思いますが、社内外に相談できる相手を見つけて、飲みながらよく話をしたり、古今の起業家の伝記などを読んで「私の悩みって目線が低かった」と感じたり。一つ一つ突破法を見つけています。

―― 入社1年目で妊娠した娘さんも大きくなりました。子離れしたなと感じたのはいつですか。

端羽 娘は高2になりました。中3のときにはかなり手が離れたなと実感しました。「ママのお弁当より自分の料理のほうがおいしい」と言って、自分でお弁当もごはんも作ります。土日も中学生まではどこかに出かけたり、一緒にごはんを食べたりしていたけれど、今は昼間は必ずいないし、夜も時々いないし、私と遊んでくれなくなりました(笑)。

 なので私は女友達と遊んだり、一人で映画を見たり、茶道を再開したりしています。娘が大学生になったら出張も本格解禁でたくさん行くでしょうし、将来は会社を1000人規模にして、海外で仕事をしたいという夢があります。

将来は会社を1000人規模にして、海外で仕事をしたいという夢がある
将来は会社を1000人規模にして、海外で仕事をしたいという夢がある

◆変更履歴:リード文中の「読者の声」を「40~50代のARIA世代の声」に修正しました(2019年3月5日)

取材・文/砂山絵理子(日経ARIA編集部) 写真/鈴木愛子