2021年4月2日、日経ARIAを含む『日経xwoman(クロスウーマン)』が生まれ変わります。どんなコンテンツやサービスが利用できるようになるの? 見どころは? ARIA読者にとっての魅力について、今週から毎週お伝えしていきます。

 2019年2月に創刊した『日経ARIA』。40~50代の働く女性のキャリア、学び、ライフに役立つ記事、新たな挑戦への勇気が持てるような物語などをお届けしてきました。読者の皆さんから届く「私のための情報がギュッと集まっている」「同世代の人の頑張り、先輩女性の深い言葉に力をもらえる」といった言葉に、編集部一同励まされて、毎日の企画・取材・編集にと駆け抜けてきました。

 そして創刊から2年あまりの2021年4月2日に、日経ARIAを含む日経xwomanは生まれ変わります。これまで日経ARIA、日経DUAL、日経doorsという3つの姉妹媒体はそれぞれ会員(登録会員または有料会員)になっていただいていましたが、4月からは日経ARIA登録会員だった方はDUALやdoorsの登録会員向け記事もお読みいただけるようになります。また、日経ARIA有料会員だった方はDUALやdoorsの有料会員向け記事を含めてすべての記事をお読みいただけるようになります(料金は現状のまま)。

 新生・日経xwomanはまもなく始まりますが、一足先にカウントダウン企画として、DUALやdoorsの記事をARIAでご紹介します。学び好きなARIAさんにお届けしたいdoorsのアカデミー記事、ママARIAさんに響くDUALの記事など、毎週お届けしますのでどうぞお楽しみに!


◇◆ from doors◆◇

『日経doors』は20~30代の女性が可能性の扉を開く支えとなる情報を提供するメディア。キャリア、学び、婚活、妊活……さまざまな出合いを応援しています。

キャリアの築き方

自己分析は不要! いつでも変われる自分になる方法(有料記事)

日経doorsが誇る人気のアカデミー連載、講師は法政大学教授の田中研之輔さん、通称「タナケン」先生です。「転職や複業が当たり前の時代、自分で自分のキャリアを自在に変えていく」というメッセージは、人生が長くなっている今、ARIA世代にも必要な意識改革だと感じます。


61歳の私に20代友達が増えた訳 薄井シンシア(上)(フリー記事)

17年間の専業主婦生活の後、47歳で「給食のおばちゃん」から仕事復帰し、外資系一流ホテルの営業副支配人を経て、現在は大手外資系企業に勤務するという異色のキャリアの持ち主、薄井シンシアさん。キャリアは一本道でなくていいのだ、と思わせてくれます。


自宅オンライン起業 アイデア発想法と軌道に乗せるコツ(有料記事)

コロナ禍で急速に進んだオンライン化は、起業へのハードルを低くしています。人生の転機を迎えることの多い20~30代だけでなく、会社員生活に区切りをつけることを考える40~50代にも起業は大きな関心事。成功させるための条件を、起業をアドバイスしている識者に聞きました。


どん底から立ち上がる

豊田真由子 絶望乗り越え「死のうと思うのをやめた」(有料記事)

2017年、週刊誌の報道で秘書への暴言が報じられ、激しいバッシングを受け、表舞台から姿を消した元衆議院議員の豊田真由子さん。約3年間、一切人前に出ず、隠れてひっそり生きてきたといいます。一時は生きる希望を失った彼女に、再び前を向かせたきっかけとは。再生の物語、胸に迫るインタビューです。


金子恵美 出産日夜に夫からまさかの告白 あの日の決断(フリー記事)

日本国中が知ったといっても過言でない、産後直後の夫の不倫スキャンダル。そんな苦しい状況からのレジリエンス秘話です。レジリエンスの女王と呼ぶにふさわしい、元衆議院議員の金子恵美さんのインタビュー記事3本、ぜひ一気にお読み下さい。


親との関係を考える

就職も結婚も反対する母 「毒親」と思いたくないけれど(フリー記事)

親、特に母親との関係が、娘である自分を苦しめていると悩む人に届けたい記事。母が思い描く「いい娘」であり続けよう苦しさ、そのままの自分を認めてもらえないという寂しさをどうしたらいいか。自身も母との関係に苦しんだという青木さやかさんがアドバイスします。



◇◆ from DUAL◆◇

『日経DUAL』は働くママ・パパを応援するメディア。主に、12歳までの子どもを育てながら働く人に向けた情報を中心に、深堀りしてお届けしています。

夫婦のリアル・ストレス

夫がやさしく子煩悩でも、妻が不機嫌な夫婦のリアル(フリー記事)

日経DUALにはマンガ連載が充実していて大人気です。共働きパパ、中学受験……といろいろなテーマがある中で、夫に対するいらだちを隠せない妻を描く『夫にだけやさしくできない』。緊張感のある展開にドキドキ……。最新記事は12話、2話以降は登録会員の方だけが読めます。


黒川伊保子 夫婦ストレス解消に効く「4つの習慣」(有料記事)

コロナ禍で、子育て家庭の多くでは、仕事と育児や家事との両立のシワ寄せは、女性に偏りがちです。夫婦間で不平等を感じやすい理由や、夫婦関係の悪化を防ぐ方法について、『妻のトリセツ』などの著者である黒川伊保子さんが解説します。


ワーキングマザー、それぞれの形

東京メトロ課長 昇進直後にコロナ禍、戸惑いと工夫(フリー記事)

子育て世代の女性には、子どもが小さいうちに管理職を打診されたときに、今の状況では無理とためらう人も多いでしょう。せっかく巡ってきたチャンスを失わないためにどうすればいいか。保育園児2人を育てる「課長」の実例が参考になるかもしれません。


セイコーウオッチ常務 涙の職場復帰、海外出張が転機に(フリー記事)

大企業の役員に上り詰めた女性が、どんな風に仕事と育児や家事を両立してきたのか。周囲に相談できる人がいない、お手本になるような先輩社員がいないという方にお薦めしたい記事。「その時々で自分にできる仕事を精いっぱい続けたらチャンスをもらえた」という言葉が印象的です。


2週間で「戦力外通告」 外資系時代に見失った働く目的(上)(フリー記事)

人生にはいろんな転機が訪れます。憧れの外資系コンサルタント会社に入るも、無理して背伸びして仕事にまい進することに疲れてしまった女性。1年の間に結婚、出産、離婚を経験し、シングルマザーになってからは転職を重ね、今は子連れで韓国へ。波乱のキャリアを紹介します。


構成・文/大屋奈緒子(日経ARIA編集長)